53歳責任世代が浦添市の新しい明日を創る! 松本哲治「百花繚乱日記」ブログ

まつもとてつじのドタバタ市長奮闘記

最強世代

そう言えば、今月2月号の百花繚乱日記をUPするの忘れてた。どうぞよろしく。
ひだまり通信2月号のコラム「百花繚乱日記」より

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 「 最 強 世 代 」

 先日、コンビニに買い物に入ると、中学生が五名ほど廊下をふさぐように雑誌コーナーの前に座り込んで立ち読み(座り読み?)している。後ろからツカツカと近づいて、強くなく弱くない実に絶妙な加減で後ろから背中にケリを入れてやった。
 
 「邪魔になってるのがわからねぇのか、てめぇは、ふはぁ?」
と低めの声でドスを聞かせて怒鳴ったら、不意を突かれてびっくりしたのか、飛び上がって「すみません」と頭を下げて出て行った。

 店員が注意すると、逆切れして、店にいたずらされたり嫌がらせをされたりするので、なかなか注意できないのが実情なのだ。
 
 僕は公園や道で学生服でタバコを吸っているのを見つけると必ず(必ずでもないか、人数などの状況判断をした上でヒミツ)注意して、取り上げるようにしている。
「悔しかったら、お前も大人になったら、ガキどもから取り上げろ」
と言っている。
 
 しかし、これは、けっして自慢でも、カッコつけているのでも、威張って子どもを威嚇しているわけでもない。ぶっちゃけて言えば、それほど本気でもない。これは、あくまでも演技であり芝居である。

 なぜかと言うと、こんなことをするのは僕ら世代の義務だと思っている。

 僕ら(三十代から四十代の男性)は、社会の中で「最強世代」なのだ。これ以上年配になり腹でも出てくると、逆に「うるせぇ、じじぃ」と反撃されるかもしれないし、二十代ではドスが効かず、逆にチンピラっぽくなる。女性ならなおさら危険だ。

 もっと言えば、僕だって、未成年の頃にタバコを吸ったりお酒を飲んだり盗みをしたりした、こともあったような気がする、と言えなくもなく、と言えばウソになるかもしれない(チョー遠回し表現)。

 正直に言えば、お前が注意できるガラかとも言えるぐすん

 でもね、僕らは今、子どもたちに「社会には怖いオヤジムキーもいる」ことを教えないといけないと感じている。僕は、みんながみんな僕と同じようなことをするべきだとも、こんなやり方や言い方が素晴らしいとも思っていない。

 でも、「世の中にはこんな奴もいる」ことを子どもたちは知っていた方がいいし、「こんな変な奴も、むしろ一人くらいはいた方がいい」と考えている。

 もちろん、見て見ぬふりは簡単だが、先のコンビニの例で言えば、「最強世代」+「客」だからこそできる、いわば特権でも義務でもあるのだ

 さぁ、最強世代の男性諸君、あなたも一緒に「変な怖いオヤジムカッ」してみませんか?

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Posted by 松本哲治 at 2007年03月06日   12:12
Comments( 2 ) コラム:百花繚乱日記
この記事へのコメント
松本さんの硬派の一面を見て驚きと共に嬉しさもいっぱいです。私自身も中高生がタバコを吸っているのを見ると注意に走ります。さすがに集団になると勝てません。子どもたちにボコボコされた経験もあります。
 30代、40代も頑張っていますね。50代でも真剣に子どもたちにぶつかっていきます。毎日のように講演のために全国を飛び回り日本の子供たちと真剣勝負を続けています。松本さんのブログを読み嬉しくてコメントしました。いつも、お世話になっています。
Posted by 池間哲郎 at 2007年03月07日 16:08
池間様、

おぉ、これはびっくり、池間さんではないですか?
池間さんが僕のブログを見ているなんて、ホント光栄&恐縮です。
ずいぶんご無沙汰しております。全国を飛び回ってお忙しそうですね。
お互いに、くれぐれも体には気をつけて、注意する時も気をつけてボコボコに
されないようにしましょう。

「毎日が真剣勝負」心に刻んで、今、ここに全力投球!
Posted by 松本 at 2007年03月08日 09:00
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