53歳責任世代が浦添市の新しい明日を創る! 松本哲治「百花繚乱日記」ブログ

まつもとてつじのドタバタ市長奮闘記

【PR】


Posted by TI-DA at 

西海岸開発特別委員会

本日、浦添市議会の西海岸開発特別委員会があり、
そこに出席して、これまでの経緯などをご説明しました。

改めて、本日の説明内容などをまとめて、ご報告しておきます。

1、冒頭、先週から2度にわたる緊急記者会見を開き市民・県民のみなさまにご迷惑をおかけしたことをお詫びしました。

Q:先週からの方針転換とも思えるような発言の真意は何か?
A:理想的な西海岸開発とは何かを求めて議論をし、ベストな西海岸開発を模索して行くことは、当初から何も変わってはいない。しかし、その目標に向かって進むルートが「アセスメントを進めつつ、同時に議論をしていく」から、「一旦アセスメントを止めて、議論をしていく」というルートに変更した。目標は変わらないが方法を変更した、目的地は変わらないがルートの変更を行った、ということです。

Q:議論をした後、現行計画のままということもあるのか?
A:全く埋め立てをしないという選択と、全く現行計画を変更しないという選択は、お互いに極論であり、そう言う意味に置いて、可能性はかなり小さいと認識している。

Q:それでは市長は西海岸開発のあり方とはどんなものを描いているのか?
A:可能な限り自然を残し、それを活かしたリゾート開発のあり方を、返還予定であるキャンプ・キンザー跡地利用も念頭に入れて未来図を描いて行く。

Q:那覇軍港移設には反対するのか?
A:今回のアセスメント一時凍結は、那覇軍港移設の問題とは切り離して考えている、本日はその議論が適当な場ではない。

Q:現在行われている那覇港開発事業のあり方について、どう評価しているか?
A:この議論は那覇港管理組合議会で行われるべきテーマであり、ここは適当な場ではない。

Posted by 松本哲治 at 2013年08月23日15:52
Comments(2)

市長就任半年中間報告⑤


(写真と本文とは関係ありません)

日々いろいろございまして報告が多少遅れ気味ですが、
辛抱強くお付き合い下さい。

<西海岸開発について>

先週から西海岸開発を巡って、いろいろ揉めに揉めています。
先週金曜日(16日)および昨日月曜日(19日)の記者会見を巡って、
新聞紙上でもいろいろ書かれ、
たくさんの方にご迷惑、ご心配をおかけしていますことをお詫びいたします。

しかし、これが西海岸開発における私の考え方なので、
しっかりとみなさまには知っていただきたいと考えています。

賛同なさる方も、失望なさる方も、いろいろいるかとは思いますが、
これが私の偽らざる正直な気持ちです。

「わかりにくい」かもしれませんが、これが私です。

以下、記者会見でマスコミ各社に配布したコメントです。
お読み下さい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

西海岸開発に関する緊急記者会見コメント

1、当選からこれまでの基本的な姿勢
① 浦添西海岸に残された自然を可能な限り残し、この素晴らしいイノーを活かしたリゾート開発を行う。
② 選挙で勝ったからと独善的にならず、多くの人の意見を受け入れて合意形成を計る。
③ これまでの経緯や積み上げを尊重し、県や那覇市の足を引っ張るようなことはしない。

2、8月15日(金)時点での結論
 埋め立てを全く行わないか、現行計画をそのまま進めるかの、二者択一ではなく、第3の選択を模索する方法として、「現行計画を前提とした第2ステージの環境アセスメントを進めつつ、より良い西海岸開発のあり方について広く議論しながら、最終的な合意形成を進める」を決定し、発表。

3、ところが、その結果
① 市民にわかりにくく、逆に混乱をもたらした。
② 現行計画を前提とした第2ステージの環境アセスメントを行うことは、今後の計画変更の可能性が限りなく消滅することが懸念される。

4、そこで、現時点での結論
① 現行計画を前提とした環境アセスメントを一時的に凍結する。
② 市民に開かれた幅広い議論を行い、再度合意形成を計る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これからいろいろな展開があると思いますが、
可能な限り市民に開かれた議論を展開し、
私たちの大切な浦添西海岸のあり方を
みんなで力を合わせて模索してきましょう、
大切な、大切な、浦添の西海岸なのですから。

お力をお貸し下さいますよう重ねてお願い申し上げます。

Posted by 松本哲治 at 2013年08月20日18:25
Comments(6)

市長就任半年中間報告④


(写真と内容とは関係ありません)

<那覇軍港移設について>

去る6月の議会答弁の中で、那覇軍港の浦添移設に関して「基本的には反対」と答えた。その意味をもう一度ここで書いておく。

那覇軍港浦添移設に対しては基本的に「何があっても絶対に反対」か「基本的には反対だが総合的に判断して受け入れもあり」かの二つしか答えはないのだろうと考えている。つまり、自らの地元に新たな軍事基地建設をわざわざ「喜んで大賛成」という人はいないからだ。

私のスタンスは「体を張って実力行使してでも絶対に阻止する」ではない。

しかし、同時に「基本的には反対」であるのは、いくつかの素朴な疑問があるからだ。
① 浦添市西海岸の将来をアジア有数のリゾート地として計画していながら、その沖合に軍港が存在しているというイメージは変ではないか?
② そもそも「嘉手納以南を返還する」という合意の中で、那覇軍港が浦添にやってこれば、それは「嘉手納以南の返還」と矛盾するのではないか? つまり、−1(キンザー返還)+1(那覇軍港受入)=0(現状維持)とも言えないか?
③ そもそも現在もあまり使われていない那覇軍港を浦添沖に新建設するほどの必然性はあるのか?
④ 通常の港湾施設や大型バースなどを建設し、緊急かつ特別な有事の際には米軍が使用するなどの運用に関する協定などの可能性はないのか? その可能性も視野に入れた新しい港湾計画ではダメなのか?
⑤ 現行計画に示されたのあの形、あの面積、あの位置がベストの計画であり、それ以外の選択肢は考えられないのか?
など。

つまり、「基本的には反対だが総合的に判断して受け入れ」ていく場合には、こんな素朴な疑問について、率直に議論するべきではないだろうか?

だからこそ、私は日本政府であろうと、米国政府であろうと、米軍関係者であろうと、素直に建設的で前向きな議論を求めているのである。

「何があっても絶対に反対」という0か、「何も議論もせずに賛成」の100かの単純な二者択一ではなく、それ以外の選択肢はないのか?少なくともないのかどうかも含めた更なる議論が必要ではないかと考えているのである。

浦添市は返還と受け入れという二つを同時に抱えた特殊な事情に置かれた自治体なのである。「キンザーは返してもらいたいが、その負担分の受け入れを他の自治体に押し付けることになる」という側面と、「浦添で新しい軍港の受け入れはしたくはないが、そうしなければ現那覇軍港が固定化し、那覇市や沖縄県全体の発展計画が進まなくなる」という側面と、非常に難しい選択を求められている。「既存基地の返還」と「新基地の建設受け入れ」という、別々のような、それでも互いにリンクしているような複雑な二つの課題を同時に迫られているのは我々浦添市だけなのである。

この複雑さ故に私は、「那覇軍港受入に賛成か反対か」という極論を求める問いに戸惑うのである。
「基本的には反対だが総合的に判断して受け入れもあり」という私の現在の見解がわかりにくいという方には、イエス・ノーで答えられる程単純ではなく、この問題自体が複雑でわかりにくいものなのだとご理解頂けると有り難い。


Posted by 松本哲治 at 2013年08月15日19:35
Comments(1)

市長就任半年中間報告③

当選後の主立った出来事を時系列に並べ、少しばかりの説明を加えておく。

<2月>
2月11日の就任直後から3月議会に向けての25年度予算案と所信表明演説の内容を執行部からレクチャーを受けて協議する。

<3月>
いよいよ生まれて初めての議会デビュー。そんな3月議会はまさにコテンパンにされた印象。初めて一緒に仕事をする執行部(部長)メンバーを従えて、空席の副市長席のとなりでポツンと一人座らされる孤独な議会だった。就任から1ヶ月の状態では「今後、関係者と協議を重ねて慎重に検討していく」としか答弁のしようがなく、しかしかといって、議会側もそう簡単に納得してくれるはずもなく、「検討市長!」「自分の考えはないのか!」のヤジでほとんどサンドバッグ状態。しかし、とにかく予算を通してもらわなくては仕事にならないわけで、何とかご理解頂いて予算案を通していただいた。
そんなの中でひときわ辛かったことは、「部長連中が陰でこう言っている、あぁ言っている」と言った類いのうわさ話をわざわざご丁寧にも毎日報告してくれる人がいたことだ。人はこうやって人間不信になっていくんだなぁと感じていた毎日だった。

この孤独な3月議会の最中にも同時並行で行われていたのが、人事異動である。毎日、代わる代わるいろんな人がいろんな提案(要求?)を突きつけてくるわけで、少ない知識をもとに人事案を作成しなくてはならず、ますます頭がおかしくなりそうな毎日だった。

とにもかくにも3月議会最終日。やっとのことで何とか予算を通していただき、無事(?)終了。人事も何とか発表までこじつける。

ところが、3月議会終了後は新メンバーによる議会が始まる。陰では会派を決める工作が活発化し、議長・副議長・監査を巡り熾烈な多数派工作が始まっていた。基本的に議会のことなので口を挟まないスタンスだったが、やはり市長は無関係との立場を許してはもらえなかった。30分刻みの過密スケジュールの一日を終えて、毎日さまざまな人と会って調整に時間を費やした。

<4月>
4月に入り、議長・副議長・監査も決まり、いよいよ次は不在の副市長と教育委員だと思ったところに、思わぬニュースが二つ飛び込んで来た。
一つは日米合同委員会にて嘉手納以南の米軍基地の返還時期が具体的に発表されることになった。寝耳に水の急なニュースにキャンプ・キンザー(牧港補給地区)を抱える我が浦添市もその対応に大あらわだった。
と、その時を同じくして、市内中学校での公金着服の事件が私にも報告され、新聞にも大きく取り上げられた。副市長と教育委員人事案の提出2日前というタイミングでの報道に、完全に臨時議会は吹き飛んだ。そして、人事案は否決。副市長不在、教育長不在の時が続く。

<5月>
5月に入ると、各種団体の総会の季節が来る。毎晩の如く総会と懇親会への出席依頼が舞い込む。就任後初の機会なのでできるだけ出席するようにしていたため、まさに分刻みのスケジュールになっていく。それに加えて、米軍基地再編計画と中学校公金着服事件への対応で大あらわ。さらには次の副市長人事案を巡る調整にますます忙しくなっていく。東京要請のピークも迎え、毎週上京する日々が続く。5月末の臨時議会にて、なんとか最終的に現副市長と教育委員(現教育長)の承認を議会よりいただく。

<6月>
気がつけば、6月議会がやって来た。議会の新メンバーをフルキャストの執行部で迎えることができる初めての定例議会。副市長と教育長のデビュー議会であり、いろいろあったが、こちらも何とか乗り切り、夏を迎える。

<7月>
7月に入り、いよいよ夏の大型イベント「浦添てだこ祭り」の準備が本格化。同時に公務員給与削減案に関しての労働組合との調整も始まり、外部からの政策アドバイザー(仮称)制度の成立に向けた調整も始まっている。相も変わらずマスコミにはいろいろ書かれ、身に覚えのない噂も後を絶たないが、あっという間の半年間、何とか元気で現在に至っている。つくづく感謝。

(つづく)

Posted by 松本哲治 at 2013年08月13日19:11
Comments(0)

市長就任半年中間報告②


(写真と本文とは関係ありません)

<ノーサイド>

そして、二つ目は、選挙戦のしこりを残さず融和を計り、心を一つにしたチームを作り上げること。

市長就任直後3月の大きな仕事の一つに人事があった。始めての組織で、知らない職員を相手に、800人を超す巨大組織の人事を手がけることは尋常ではない。あの猛烈な選挙を反映してか、その直後の人事異動は、それぞれの関係者の希望にエゴや欲望や嫉妬、恨み、妬みがまとわりついた複雑な世界であった。ここぞとばかりにアドバイスと称して、私のところにはたくさんの人が、自薦他薦を含めた人事案なるものを届けてくれた。しかし、中身はみんなバラバラで手が付けられない程だった。

中には市政一新を掲げ、執行部と秘書課の総入れ替えを強く要求する人もいた(その人は今でも何か問題が起こるたびに、あの時、俺の言う通りにしなかったからだと申し入れてくるが)。とにかく、悩み抜いたあげく、現在の人事になっている。私に対して人事で大きな不満を持った職員がいることは聞いているが、もちろん、全ての人の全ての希望を叶えられる人事は残念であるが不可能だ。申し訳ないがご理解頂けることを願うしかない。

それから議会における与党形成についてだが、これも基本的には選挙で私を応援してくれたかどうかのみで判断するつもりはなく、これから協力関係を築いていけるかどうかでメンバー構成を検討してきた。過去は過去で、ノーサイドの気持ちで、みんなで一致結束して進んでいこうと呼びかけ続けている。ただこればかりはそれぞれの議員にも考えや政策、政党などがあるわけで一筋縄では行かないけれども、とにかくより多くの議員のみなさんと話して、理解と協力をお願いしている。逆にそこが面白くない人もいるようで、政治は実に難しい。

(つづく)


Posted by 松本哲治 at 2013年08月12日19:04
Comments(1)

市長就任半年中間報告①

去る2月11日に第13代浦添市長に就任してから、本日8月11日でちょうど半年が経過した。「やっと半年」と言う気持ちも、「もう半年」という気持ちの両方がある。ここで中間報告をかねて、これまでの経過を検証し、今後の方向性、あるいは、現時点での考えを記しておきます。

まず、この半年間の振り返りと感想から。

2月10日浦添市長選挙開票の夜、当選確実を知らされたその瞬間から、私はずっと重い荷物を背負って歩いている感覚がする。当時の報道でも話したことだが、私は今回の選挙結果を受けて、浮かれる気持ちもはしゃぐ気にもなれなかった。あまりにも激しかった選挙の疲れと、これから私が向かわなければならない道の険しさに、喜びなど小さく感じられたからだった。そこで、私は市政運営のスタートにあたり、2つの方針を決めた。

まず一つ目は、決して急がないこと。
急がないことと、もたもた・のんびりするとは全く違う。私が心して来たことは、絶対にあせらないこと。(決して意図したわけではないが)あれだけセンセーショナルな選挙戦になってしまっただけに、多くの人が私をいい意味でも悪い意味でも注目していることは認めなければならない事実であった。その中には過度な期待や一方的な願望を私に抱いている有権者もかなりいた。さらには、その異様なまでの注目度を逆手に取り、2階に上げてハシゴを外す、あるいは、上げるだけ上げて貶める罠を仕掛けてくる人がいたことも、残念ながら事実だった。だからこそ、周囲からの挑発や煽り(あおり)に乗らず、成果や結果を早く示すことに執着せず、冷静に市役所という行政組織や職員の把握、過去の経緯や財政状況の確認、議会との関係の見極めなどを優先するようにしてきた。

例えば「松本市長って鳴り物入りで市長になったものの、なんだかパッとしないね」と言われるくらいの慎重さと地味さを肝に銘じて過ごして来た。と言っても寝て過ごして来たわけでもない。周りの人の意見に耳を傾け、判断・決断を慎重に時間をかけてタイミングを考えて的確に行うというスタンスはこれからの半年間も継続するつもりだ。それが、いきなり民間から市長になった者の就任一年目のスタンダードな過ごし方だと今でも思っている。

その実例として予算がある。平成25年度(今年度)予算は、前市長のもとで執行部が作成した予算案であり、通常市長が変わった場合は、新市長の意向に会った案へと変更するのが通例である。ところが、時間的な制約と前述の方針から、私は予算案を変更することなく全くそのままで提出し、現在執行中である。ところが、2月末の時点では、早速25年度予算から独自色を打ち出すべきだとか、手を入れて予算案を書き換えるべきだ、骨格予算を編成して根本的にやり直すべきだなどの意見も非常に強くあった。もちろんやってやれないことはないが、当選直後から全てを変更し公約に基づいた新たな予算案を再提出することで現場に無用な混乱をもたらすことは、結局市民のためにはならなかったことだろう。(喉元過ぎれば何とかではないが、今でこそ誰もそんなことに触れもしないが、当時は相当なプレッシャーを陰でかけられていた)

それで、私は手を入れず修正無しで予算を通していただいた。だから、今年度予算が執行されている現在、大きな政策的変更は発生していないし、市民も際立った予算執行の変化を感じることは出来ない。従って、一部の大きな変化を期待していた人たちからはまるで何もしていないかのような批判があることも認識している。しかし、当たり前のことだが、これは今年度、現在の話であって、次年度予算編成には私の考え方を反映させていくつもりだ。私はとにかく今は急ぐ時じゃないと捉えている。じっくりと見渡し、分析し、戦略を練る時期だと考えている。

(つづく)

Posted by 松本哲治 at 2013年08月11日16:23
Comments(1)

ボランティア

広報うらそえの市長コラム「ハイサイ、こちら市長室!」より転載

ーーーーーーーーーーーーーーーー


(文中に出てくる市役所玄関の生け花)

「ボランティア」

市役所の正面玄関を入るとすぐ右側に、いつもきれいなお花が生けられていることに皆さんお気付きでしょうか。これは浦添市文化協会華道部会の皆さんがボランティアでお花を飾っているのです。私は毎日出勤するたびに、このすてきなお花に出迎えられ、励まされ、そして癒されている一人です。浦添市では本当にたくさんの団体や個人、そして企業の皆さんがボランティア活動に参加しています。

 毎年、市民が楽しみにしている浦添てだこまつりも、多くの皆さんのご協力なしでは運営できないイベントです。メイン会場の運動公園内に設営された多くのテントは、沖縄県建設業協会浦添・西原支部や浦添建設業者友の会、てだこ緑花会の皆さんが汗だくになりながら設営と撤去を行っています。電気関係は浦添電業会の皆さんによって設置され、まつりの間、会場を明るく照らします。また、てだこハーリー大会では牧港漁港関係の皆さんの力によって、練習のときから大勢の人が集まる大会本番まで安全に運営されています。花火を楽しんだ後も、子ども達を守るために浦添警察署と協力して巡回パトロールを行っているのは浦添市青少年健全育成市民会議や民生委員、PTA関係の皆さんです。また、あれほどの人が集まる会場で気持ち良く楽しめるのも、翌日には魔法のように普段のきれいな公園へと戻っているのも、まつりの最中、そして翌朝早くからボランティアで会場清掃を行っているシルバー人材センターの会員さんを始めとする、多くの皆さんのお陰なのです。

 各自治会、商工会議所、青年会議所、ライオンズクラブ、老人会、婦人会なども(少し手前味噌ですが、市の職員も)、それぞれの場所でそれぞれの役割を一生懸命頑張っています。ここで全ての方々の名を挙げることはできませんが、本当に心から感謝せずにはいられません。

 さて8月は浦添市ボランティア月間です。あなたもボランティア活動に参加してみませんか?「今はちょっと無理」とお考えのあなたへ、一番簡単な方法をお伝えしておきましょう。それは、あなたの周りで頑張っている人に感謝の言葉をかけるボランティア活動です。たくさんの「ありがとう」があふれるすてきな浦添市にしたいものですね。


Posted by 松本哲治 at 2013年08月07日17:04
Comments(0)はいさい、こちら市長室

東京・曇り空の下で


今朝の一便で東京に来ています。
用件は外務省と防衛省を訪ねて、要請書を手渡すためです。
どんな要請かと言うと、
「牧港補給地区の一括全面返還に関する要請」です。

ざっくりとまとめると、
私たち浦添市にある牧港補給基地(通称・キャンプ・キンザー」は
去る4月に発表された日米両政府による「在沖米軍に関する統合計画」の中で、
本体部分が3分割で返還計画されており、
特に、「第5ゲート付近」と呼ばれる約2ヘクタールの区域が
去る7月11日の日米合同委員会において先行返還合意が発表となりました。

これは、いわゆる「細切れ返還」と呼ばれる返還方法で、
従来より牧港補給地区の一括全面返還を求めて来た
浦添市や地権者にとって、大変不利益・負担の大きな措置となります。

そのため、従来からの浦添市の要望を再度確認し、
改めて直接要請書を手渡すために上京し、
外務省と防衛省を訪ねたというわけです。

ところが、昨日、米軍のヘリがキャンプ・ハンセン内の訓練場に墜落した事故を受けて、
急遽、事故の原因究明と再発防止を合わせて強く要望してまいりました。

予定外の状況により、
少し慌ただしい要請行動となってしまいましたが、
ただでさえオスプレイの追加配備を巡って緊張を強いられている県民にとって、
米軍ヘリの墜落事故はあってはならない事故であります。

住宅地であった場合を想像するとぞっとする恐怖であり、
やはり米軍には徹底した原因究明と再発防止を求めたいと思います。

加えて、みなさまに申し上げたいことは、
今回の事故で米兵の方がお亡くなりになりました。

それが仕事中であれ、観光中であれ、日常生活中であれ、

また、その方がウチナーンチュであれ、日本人であれ、
アメリカ人であれ、外国人であれ、

また、民間人であれ、軍人であれ、

ひとつの尊い命が失われたことは悲しい事実です。

事故の原因究明と再発防止の徹底を強く要望することとは別に、
怪我をされた方の早期回復と亡くなられた方のご冥福を
心からお祈り申し上げたいと思います。

本日、8月6日は広島原爆投下の日でもあります。

戦争と平和、

理想と現実、

これまでの歴史とこれからの未来、

過去を生きた人たちの叫びと
今を生きていく僕らの願いと。

東京の蒸し暑い曇り空の下で、
複雑な想いを噛み締めながら、
暮れていく夕日を眺めています。

Posted by 松本哲治 at 2013年08月06日17:58
Comments(2)

市長とゆんたくランチ


(写真は先日てだこホールで行われた浦添市英語教育発表会の様子。
本文とは直接関係はありません)

時々、「市役所は敷居が高い」
「市長と直接話す機会が欲しい」
「市長室が見てみたい」
などの声を頂きます。

そこで、今月8月から
「市長とゆんたくランチ」
という企画をスタートします。

別に用事があるわけじゃないが、
市役所に行ってみたい、
市役所9階からの眺めが素晴らしいらしい、
などなど、お気軽に参加していただきたいと思います。

12時正午に市役所9階ホールに
直接お越し下さい(弁当とお飲物はご持参下さい)。

30分程度、ゆんたくしながらお食事して、
市長室や議場を軽く見学頂いて解散です。

本当にゆるゆるのラフな企画ですので、
みなさまにとって市役所が身近な存在になるよう願っての試みです。

もちろん、どなたでも参加可能ですし、
身元確認もいたしません(笑)。
毎月設定しようと計画中ですので、
ムリせず、時間が合う方はお気軽にご参加下さい。

浦添市役所自慢の9階からの眺望を満喫しながら、
ゆんたくを楽しみましょう。

ーーーーーーーーーーーー

市長とゆんたくランチ

日時:8月22日(木)12:00〜13:00
場所:浦添市役所9階展望ロビー
参加費:無料(お弁当とお飲物は各自持参して下さい)

お待ちしてま〜す!

Posted by 松本哲治 at 2013年08月05日12:15
Comments(0)

職場の教養

倫理法人会が出版している「職場の教養」
以前の会社でも朝礼で活用させていただいていたが、
今月八月から浦添市役所内でも活用を始める。

この幸先の良い八月号から、
何と表紙が我が浦添市経塚の“Dr.久高のマンマ家クリニック”
が出ているではないか!


びっくり偶然の喜び!!
それだけでも何だかうれしくて。

お笑い系医師の久高先生とは既に長いおつき合い。
いつも倫理法人会のMSでもお世話になって来た。

ありがたや、ありがたや、何かご縁を感じるなぁ。

さて、我が浦添市役所では各課に一冊づつ職場の教養を置き、
日めくりカレンダーとして、休憩所に置いてもらう。

ゆっくり、ゆっくりと始めていきたい。

多くの職員が毎日読むことで、
少しづつ何かが変わってくればいいと思っている。

仕事とは、お金のため、人のため、会社のためではなく、
結局は自分の成長のために存在するのだから。

まずは、とにかく「今日の心がけ」を心がけてみましょう!


Posted by 松本哲治 at 2013年08月01日18:41
Comments(2)