53歳責任世代が浦添市の新しい明日を創る! 松本哲治「百花繚乱日記」ブログ

まつもとてつじのドタバタ市長奮闘記

なぜ「なかいま知事」なのか?⑤

理由4、沖縄県知事としての覚悟

 仲井眞知事は私との会話の中で、こう語ったことがあります。
「私の代で普天間問題は終わりにしたい。普天間基地をこれ以上、次の世代に残していくわけにはいかない。君たち若者は前を向いて、沖縄の未来を語り続けて欲しい」

 その言葉に、これまで難しい選択を迫られ続けた苦悩を感じました。誰も基地を認めたくはありません。基地のない沖縄は全ての県民の願いです。しかし、その理想を実現していくまでの手法とプロセスでは、全ての県民が賛同する完璧な解決策がないのが実情です。

 しかも、その解決策とは、日本政府にも納得してもらい、アメリカ政府からも同意を得なければなりません。私たちの願いだけでは話は進みません。悔しいけれども、悲しいけれども、それも政治と言う名の現実です。

 そんな状況の中で、「現状維持」という県民にとっての最悪の選択も同時に避けなくてはならない、そんなギリギリの選択を迫られているのが行政執行を担う最高意思決定者・沖縄県知事なのです。それはまさに苦渋の決断以外の何ものでもなかったと思います。

 仲井眞氏の沖縄県知事としての覚悟と意志を受け止め、私は仲井眞氏を支持します。

 以上の理由から、浦添市の市益を最大にできる候補者は誰かということを、冷静かつ現実的に熟慮した結果、仲井眞弘多氏を支持することを決断いたしました。
(終わり)


Posted by 松本哲治 at 2014年10月18日   08:00
Comments( 7 )
この記事へのコメント
松本市長の決意はとても理解できました。しかし、少しだけ納得出来ないことがあります。それは沖縄県民がいつまで敗戦国ということを意識し続けなければいけないのかということです。なにも南西諸島方面に基地がなければいけないというならば無人島もあるはずだし、基地内にあれだけの施設があるのだから基地外に出てはいけないということぐらい出来ないのはおかしいと思うからです。それこそなぜそれが通らないのか・・・答は敗戦国だからということになります。
しかも沖縄はお金だって貰っている。それこそ、「ゆすりの名人」と言われてもおかしくないです。
Posted by 浦添市民 at 2014年10月18日 20:07
人間は立場が変われば 言いたい事言えないものです

松本市長を最後まで応援しないで

何を中途半端に批判するの

自分で入れた一票は最後まで応援します
松本市長頑張って下さい!!!
Posted by 野に咲く花のように at 2014年10月18日 21:17
市長には大変期待しており、応援しております。がしかし、疑問に思う点があります。それは
「いつまで沖縄県民は敗戦国の人間として振る舞わなければならないのか」
という点です。
米軍が南西諸島方面にいなければならないというなら、
使っていない無人島だってあるはずだし、最悪でも基地外に米兵は出てはいけないということぐらい出来ないのはおかしいと思うからです。あれだけ施設も整っていますし出なくても良いはずです。米兵が望む娯楽がなければいけないのでしょうか。やはり敗戦国だからでしょうか・・・その上日本政府から金を貰っているとなると「ゆすりの名人」というのは間違っていないということになりますね。
辺野古反対といっても、日本政府が進めている以上、いざ中止になるとしても、おそらく賠償金とか法律違反などで無理でしょうから現実路線としてはナカイマ路線の継承と言う線が正しいとは思いますが、少しでも考えてほしいのです。
Posted by 浦添市民 at 2014年10月18日 21:37
↑こいつ「いつまで沖縄県民は敗戦国の人間として振る舞わなければならないのか」って日米地位協定の話してんのか?2回も同じ文言並べて一体何が言いたいんだ?
それとさ、「基地外に米兵は出てはいけない」だって??それって差別じゃね?頭おかしいだろキチガイ!

日本政府から金貰ってるって一括交付金のことだろ?沖縄は基地負担してるからってことで日本政府が決めた事だなんだからべつに何の問題もない!一番問題なのは、中国にベッタリの翁長雄志がその交付金2億5400万円使って中国に「龍柱」を発注したことだろうが!!沖縄にとっては中国の手先である翁長雄志こそが百害あって一利なしの存在だ!!それに比べ駐留米兵は日本の安全保障上、不可欠な存在である!尖閣諸島はおろか沖縄まで乗っ取ろうとしている傍若無人な中国を問題視すべきだろう!!

だいたいさ、国に言うべき事を松本市長に言ってどうすんだよ?一自治体の首長に言うべき事は弁えるべし!!
Posted by 沖縄人 at 2014年10月27日 01:05
ここまで普天間飛行場の移転問題がこじれているのは、鳩山さんと県内2大新聞の責任が多いと思います。県内新聞は基地反対をあおるのが上手。現に今も小笠原沖で大量の中国漁船が密漁にきているのに本土の新聞は報じるが沖縄の新聞はほとんど載せない。なんかまるで小さい窃盗事件程度の載せ方。沖縄も他人事ではないはずなのに・・・。県民に知らせると「安全保障も大事だな」ときちんと考える人が増えるからだろう。新報タイムスとも米軍憎しでは共通しているので沖縄の人は偏った情報ばかり読まされ不幸だと思う。少しオーバーだがそんな県内新聞の目の敵にされている松本市長は誇りに思う。基地問題の考え、市長は正直だと思う。単に報道して責任は取らない新聞なんか気にせず市民のためにこれからも頑張って欲しい。
Posted by 経塚区民 at 2014年11月03日 10:16
日本人の方々ご安心ください。私たち中国人も、戦争する気はまったくありません。一人の人間として、密漁など違法な行為も反対ですし...米軍基地より、漁業資源のほうが安倍さんにしっかりやってもらうべきじゃないですか。沖縄きれいですから、頑張ってください!
Posted by ちゅうごくじん at 2014年11月14日 22:40
この記事には大事なものが欠けていますね
それは「県民への理解」です

政府も前知事もあまりにもその「県民への理解」への配慮が足りなかった
それが今回の歴史的な大敗の大きな要因だったと思います 少なくとも公約に反して移設に賛成するのであれば、説明責任は十分にかつ慎重に配慮し行うべきであったと思います
Posted by 那覇一市民 at 2015年01月08日 05:30
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