
バレンタインデー
結婚して、父になって、私も、いわゆる中年となり、
惚れたの惚れられただのという「恋心」というものと
無縁になってからと言うもの、
バレンタインデーなどと言う日は、
チョコが出回る以外はごく普通の日にすぎなかったのだが、
今年のバレンタインデーは小さな変化に気がついた。
うちの娘(長女・小学校5年生)が
女友達を集めて何やらチョコ作りと言うものを始めた。
私もおすそわけ程度に小さな(ホントに小さな)チョコを貰ったが、
キャッキャ、キャッキャと騒ぐ少女たちを眺めながら、
娘もこんな年になったのかと思った。
本人いわく、「好きな男子はいなくて、友達同士で交換する」らしいが、
いづれにせよ、そんな年頃になったのである。
そう言えば、いつも外出するにも遊ぶにも僕ら親が企画して
喜んでついてくることも少なくなってきた。
いつも、「友達と遊びたい」と言う。
あぁ、これが親離れの始まりなのかな、と思う。
僕らもゆっくりと「子離れ」していかなくては、とも思う。
寂しい気もするが、成長しているのだと思えば、仕方がない。
どんどん成長し大人へと階段を上っていく子どもたちは親のことなんか考えない。
そんなものだし、それでいいのだ。
僕らもそうやって大人になってきた。
そして、親の想いも親になってわかったのだから、
彼女たちもいつか同じ道を通るのだ。
寂しさと、それでも娘の成長を見つめることの嬉しさと・・・
今年のチョコは、ちょっとビターな味がする。
惚れたの惚れられただのという「恋心」というものと
無縁になってからと言うもの、
バレンタインデーなどと言う日は、
チョコが出回る以外はごく普通の日にすぎなかったのだが、
今年のバレンタインデーは小さな変化に気がついた。
うちの娘(長女・小学校5年生)が
女友達を集めて何やらチョコ作りと言うものを始めた。
私もおすそわけ程度に小さな(ホントに小さな)チョコを貰ったが、
キャッキャ、キャッキャと騒ぐ少女たちを眺めながら、
娘もこんな年になったのかと思った。
本人いわく、「好きな男子はいなくて、友達同士で交換する」らしいが、
いづれにせよ、そんな年頃になったのである。
そう言えば、いつも外出するにも遊ぶにも僕ら親が企画して
喜んでついてくることも少なくなってきた。
いつも、「友達と遊びたい」と言う。
あぁ、これが親離れの始まりなのかな、と思う。
僕らもゆっくりと「子離れ」していかなくては、とも思う。
寂しい気もするが、成長しているのだと思えば、仕方がない。
どんどん成長し大人へと階段を上っていく子どもたちは親のことなんか考えない。
そんなものだし、それでいいのだ。
僕らもそうやって大人になってきた。
そして、親の想いも親になってわかったのだから、
彼女たちもいつか同じ道を通るのだ。
寂しさと、それでも娘の成長を見つめることの嬉しさと・・・
今年のチョコは、ちょっとビターな味がする。
Posted by
松本哲治
at
2009年02月15日
09:17
Comments( 4 )
Comments( 4 )
この記事へのコメント
うちが新築したのは小学校5年生の1月でした。
バレンタインデーはまだ引越ししたばかりで、応接間にソファ等が導入されていなかったこともあり
女友達同士でパーティを開き、輪中になりチョコレート交換をしました。
今回の文章はそんな当時を思い出させてくれる内容でした。
Thank you 大げさに very much !!
さてここで、我が学童保育の生徒たちの話をしましょう。
私は出身が本土ということもあり、沖縄移転当時は各家庭の部屋のスペースを見てびっくりさせられました。
「まるでうさぎ小屋」というチャッチフレーズが付く日本住居に対して
「まるで鳥の巣」が沖縄住居に対する印象でした。
学童保育を始めてから、子どもたちが喜んで来てくれるのはいいものの
休業日である日曜日や卒業した生徒まで、勝手に入って来られたときはさすがの私も参りました。
「何でそんなにココがいいの?」
普段の日も夕飯時間になっても帰りたがらない、
だもんだから交代で生徒のお母さんに迎えに来てもらうようにしました。
子どもたちは「自分たちの別荘」いわゆる「共同部屋」が欲しいんでしょうね。
真夏だろうと窓もドアも閉めて、鍵までかける。
「先生は入って来たら、だめだからね。」
私自身が追い出されることもあるくらいです。
「ビターな味」を体験した現在子どもの自立心について、いろいろ幼稚園や小学校低学年である我が生徒たちに
教えていただけたらなあと思います。
バレンタインデーはまだ引越ししたばかりで、応接間にソファ等が導入されていなかったこともあり
女友達同士でパーティを開き、輪中になりチョコレート交換をしました。
今回の文章はそんな当時を思い出させてくれる内容でした。
Thank you 大げさに very much !!
さてここで、我が学童保育の生徒たちの話をしましょう。
私は出身が本土ということもあり、沖縄移転当時は各家庭の部屋のスペースを見てびっくりさせられました。
「まるでうさぎ小屋」というチャッチフレーズが付く日本住居に対して
「まるで鳥の巣」が沖縄住居に対する印象でした。
学童保育を始めてから、子どもたちが喜んで来てくれるのはいいものの
休業日である日曜日や卒業した生徒まで、勝手に入って来られたときはさすがの私も参りました。
「何でそんなにココがいいの?」
普段の日も夕飯時間になっても帰りたがらない、
だもんだから交代で生徒のお母さんに迎えに来てもらうようにしました。
子どもたちは「自分たちの別荘」いわゆる「共同部屋」が欲しいんでしょうね。
真夏だろうと窓もドアも閉めて、鍵までかける。
「先生は入って来たら、だめだからね。」
私自身が追い出されることもあるくらいです。
「ビターな味」を体験した現在子どもの自立心について、いろいろ幼稚園や小学校低学年である我が生徒たちに
教えていただけたらなあと思います。
Posted by 背番号のないエース at 2009年02月15日 11:44
背番号のないエースさん、
エースさんは本土出身で学童保育でお仕事してるんですね。
へぇ、いろいろ興味が湧いてきますね。
これからますますビターになりそうな娘たちです。
お互いに頑張ろう!
エースさんは本土出身で学童保育でお仕事してるんですね。
へぇ、いろいろ興味が湧いてきますね。
これからますますビターになりそうな娘たちです。
お互いに頑張ろう!
Posted by 松本 at 2009年02月17日 17:45
ウマイ!
娘(子)を持つオヤジの心情が
手に取るように
伝わります(泣)
そのビターなチョコ、
霞んで見えませんでしたか?
娘(子)を持つオヤジの心情が
手に取るように
伝わります(泣)
そのビターなチョコ、
霞んで見えませんでしたか?
Posted by ケアワーカーヒカル
at 2009年02月17日 21:51

ケアワーカーヒカルさん、
君もそう遠くない日にビターなチョコを味わうことになるぞ。
そんな日は一緒にお酒でも飲もう!
君もそう遠くない日にビターなチョコを味わうことになるぞ。
そんな日は一緒にお酒でも飲もう!
Posted by 松本 at 2009年02月19日 10:02
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