
横綱朝青龍問題
横綱朝青龍問題がマスコミをにぎわすようになって久しい。
あまり関心がある方ではないが、最近の動きが
ちょっと気になり始めたので、ここで僕の意見を書いておきたい。
これは僕の個人的意見だからどうでもいいことかもしれないけど、
あえて、はっきりと言い切っておきたい。
正当な反論は大いに結構ですので、どうぞ。
僕は今の相撲協会や親方やマスコミや
ひょっとすると多くの日本人の反応はまずいと思う。
完全に論理性を失い、感情で流されていると思う。
これは日本人が、あるいは、ある種の集団が持つ怖い部分で
今こそ冷静に分析して、判断していくことが求められると思う。
僕には日本の国技を侮辱したわがまま外国人を、
日本人としてのプライドをかけていじめて懲らしめているようにしか見えない。
そこには理性も客観性も冷静さもなく、あるのは
「今こそ、目に物を見せてやれ」
という感情だけである。
まず、今やるべきことは、彼を帰国させることである。
その上で、再び横綱として迎えるのか迎えないのか、
もう一度土俵に登らせるのかどうかを、
こちらが判断するだけのことである。
彼が国技をなめた男だったのかどうかも、
彼の病気が何なのかも、
彼の病気が本当なのか仮病なのかも、
彼が反省しているのかしていないのかも、
彼の帰国とは何の関係もないことである。
彼が病気ならすぐ帰国させるべきである。
仮病でも彼が望むなら帰国させるべきである。
これは国際法上に規定された外国人労働者としての基本的権利である。
その上で、どう判断するかは、我々の問題である。
彼が仮病なら、反省していないなら、横綱をやめてもらえばいい。
本当かどうかわからなくても、どうでもいい。
こちら側で判断すればよい。
こちら側の「横綱」としての品格に合わないというなら
堂々と説明してやめてもらえばいい。
相撲とは、日本という国とはこういうものだと、
堂々と胸を張って説明してやめてもらえばいい。
たった、それだけのことだ。
にもかかわらず、帰国を認めないのは、本末転倒だ。
海外で病気した時の孤独感はやったものしかわからない。
それが心の病気ならなおさらのことだ。
故郷で家族の近くでの療養を望むのは、基本的人権に他ならない。
それなのに、反省するまで帰国させず、
日本での治療を強要することは国際的にもまずい。
これって、見方を変えれば、
泣きべそかいている奴をみんなで取り囲んで、
「まだまだ反省がたりないんだよ」
「俺たちの前で謝るまで帰さないぞ」
っていじめてるのと一緒だよ。
もう一度、はっきりと申し上げておく。
ここに多くの国民が気づき、
修正していく力がなければ、
この国から「いじめ」は無くならない。
あまり関心がある方ではないが、最近の動きが
ちょっと気になり始めたので、ここで僕の意見を書いておきたい。
これは僕の個人的意見だからどうでもいいことかもしれないけど、
あえて、はっきりと言い切っておきたい。
正当な反論は大いに結構ですので、どうぞ。
僕は今の相撲協会や親方やマスコミや
ひょっとすると多くの日本人の反応はまずいと思う。
完全に論理性を失い、感情で流されていると思う。
これは日本人が、あるいは、ある種の集団が持つ怖い部分で
今こそ冷静に分析して、判断していくことが求められると思う。
僕には日本の国技を侮辱したわがまま外国人を、
日本人としてのプライドをかけていじめて懲らしめているようにしか見えない。
そこには理性も客観性も冷静さもなく、あるのは
「今こそ、目に物を見せてやれ」
という感情だけである。
まず、今やるべきことは、彼を帰国させることである。
その上で、再び横綱として迎えるのか迎えないのか、
もう一度土俵に登らせるのかどうかを、
こちらが判断するだけのことである。
彼が国技をなめた男だったのかどうかも、
彼の病気が何なのかも、
彼の病気が本当なのか仮病なのかも、
彼が反省しているのかしていないのかも、
彼の帰国とは何の関係もないことである。
彼が病気ならすぐ帰国させるべきである。
仮病でも彼が望むなら帰国させるべきである。
これは国際法上に規定された外国人労働者としての基本的権利である。
その上で、どう判断するかは、我々の問題である。
彼が仮病なら、反省していないなら、横綱をやめてもらえばいい。
本当かどうかわからなくても、どうでもいい。
こちら側で判断すればよい。
こちら側の「横綱」としての品格に合わないというなら
堂々と説明してやめてもらえばいい。
相撲とは、日本という国とはこういうものだと、
堂々と胸を張って説明してやめてもらえばいい。
たった、それだけのことだ。
にもかかわらず、帰国を認めないのは、本末転倒だ。
海外で病気した時の孤独感はやったものしかわからない。
それが心の病気ならなおさらのことだ。
故郷で家族の近くでの療養を望むのは、基本的人権に他ならない。
それなのに、反省するまで帰国させず、
日本での治療を強要することは国際的にもまずい。
これって、見方を変えれば、
泣きべそかいている奴をみんなで取り囲んで、
「まだまだ反省がたりないんだよ」
「俺たちの前で謝るまで帰さないぞ」
っていじめてるのと一緒だよ。
もう一度、はっきりと申し上げておく。
ここに多くの国民が気づき、
修正していく力がなければ、
この国から「いじめ」は無くならない。
Posted by
松本哲治
at
2007年08月21日
10:20
Comments( 10 )
Comments( 10 )
この記事へのコメント
はじめまして、朝青龍の文字に惹かれて来ました。
「これは国際法上に規定された外国人労働者としての基本的権利である。」
そうか!そうなんだ!私は、朝青龍ファンです。
心情的に、「帰らせた方が良いのでは?」とは思っていましたが、
この観点からは考えた事がありませんでした。
まさしく、おっしゃる通りですね。
「これは国際法上に規定された外国人労働者としての基本的権利である。」
そうか!そうなんだ!私は、朝青龍ファンです。
心情的に、「帰らせた方が良いのでは?」とは思っていましたが、
この観点からは考えた事がありませんでした。
まさしく、おっしゃる通りですね。
Posted by デミ〜 at 2007年08月21日 10:28
松本さんの意見に100%賛成です。
「急性ストレス障害」だろうが、「解離性障害」だろうが、資格を持った複数の医師による診断書が出ているのだから、まず必要なのは純粋な一個人である患者としての治療のはず。治療のために何がベストかを考えるべき。
反省がどうとか、横綱としての品格がどうとかは、彼がまともな状態になってからの話で、今はただ病人を苛めているだけです。
それを指摘するマスコミの論者や精神医学者が出てこないのはどうしたものか。
「帰国させては謹慎の意味がない」とか、そんなコメントをする相撲関係者がいて、テレビの前で呆れてました。これが、自殺者が3万人を超えるわが国の
社会の実情かと、心が薄ら寒くもなっていました。
松本さん、よくいってくれました。
(髪の毛の話もトイレの話もよかったけど、久しぶりに格好良く決まったね。)
「急性ストレス障害」だろうが、「解離性障害」だろうが、資格を持った複数の医師による診断書が出ているのだから、まず必要なのは純粋な一個人である患者としての治療のはず。治療のために何がベストかを考えるべき。
反省がどうとか、横綱としての品格がどうとかは、彼がまともな状態になってからの話で、今はただ病人を苛めているだけです。
それを指摘するマスコミの論者や精神医学者が出てこないのはどうしたものか。
「帰国させては謹慎の意味がない」とか、そんなコメントをする相撲関係者がいて、テレビの前で呆れてました。これが、自殺者が3万人を超えるわが国の
社会の実情かと、心が薄ら寒くもなっていました。
松本さん、よくいってくれました。
(髪の毛の話もトイレの話もよかったけど、久しぶりに格好良く決まったね。)
Posted by 青木孝之 at 2007年08月21日 12:22
私もお松さん、デミ〜さん青木さんに大賛成!です。確かに相撲道にはそぐわないかもしれないけれど、細木数子さんもTVでいってましたが、朝青龍は教えればできる人なのです。一つ間違えたら許されないなら、みんな生きていけませんよ。なが〜い目で(小松の親分風に)みていきましょうね。
Posted by mana at 2007年08月21日 17:39
あっしも、大賛成!
そもそもこれは、職場放棄の問題。
横綱としての品格まで持ち出してややこしくしている。
協会側は、彼がモンゴルに帰ると何か困ることでもあるのか?と勘ぐりたくなる。
協会、親方も、彼の帰国の日に一発はり倒し、記者会見で深々と陳謝、反省させ、罰金を科してボランティアでもさせて幕引きにすればよかったのだ。
全国チャリティーお詫び相撲ならもっと受けたに違いない。
見てると対応が後手後手。
安部総理と朝青龍、どちらが先に辞めるのか で盛り上がる始末。
最近は、家庭でのDVもささやかれる程、随分違う方向に行っている。
でも忘れないでもらいたい。
この事件の当初、協会の自宅謹慎のペナルティーを国民はテレビのアンケート結果では、大多数が妥当、次に軽いと答えていたはずだ。
だから冷静に振り返ると、今回の協会の処分は妥当、しかし意外にも彼の精神的ショックが大きく、不安定な状態の中、親方の見極めが甘く、余計に精神的混乱を招いた。
それに対し、適切に対応しなかった協会の姿勢こそ問われるべき。
職場放棄が横綱の品格、親方の指導力、協会の対応の不満、挙句は人権問題にまで発展。
ここはひとつ、朝青龍、彼の家族を沖縄の離島に呼んでゆっくり養生してもらいたい。
そもそもこれは、職場放棄の問題。
横綱としての品格まで持ち出してややこしくしている。
協会側は、彼がモンゴルに帰ると何か困ることでもあるのか?と勘ぐりたくなる。
協会、親方も、彼の帰国の日に一発はり倒し、記者会見で深々と陳謝、反省させ、罰金を科してボランティアでもさせて幕引きにすればよかったのだ。
全国チャリティーお詫び相撲ならもっと受けたに違いない。
見てると対応が後手後手。
安部総理と朝青龍、どちらが先に辞めるのか で盛り上がる始末。
最近は、家庭でのDVもささやかれる程、随分違う方向に行っている。
でも忘れないでもらいたい。
この事件の当初、協会の自宅謹慎のペナルティーを国民はテレビのアンケート結果では、大多数が妥当、次に軽いと答えていたはずだ。
だから冷静に振り返ると、今回の協会の処分は妥当、しかし意外にも彼の精神的ショックが大きく、不安定な状態の中、親方の見極めが甘く、余計に精神的混乱を招いた。
それに対し、適切に対応しなかった協会の姿勢こそ問われるべき。
職場放棄が横綱の品格、親方の指導力、協会の対応の不満、挙句は人権問題にまで発展。
ここはひとつ、朝青龍、彼の家族を沖縄の離島に呼んでゆっくり養生してもらいたい。
Posted by まんたろう at 2007年08月21日 23:59
皆さんのコメントにあるように、
朝青龍、帰国させて欲しいです。
相撲の世界わからないけど、病気なんだから安心できる家族のもとで過ごすのが一番です。
誰も彼の将来に責任を持つ人はいません。
病気と戦うのは彼自身なのですから。。
朝青龍さん、
外野のくだらない声にいちいち耳を傾けていたら再起不能なくらいに悪化しますよ。
会社の社長がそれで「君は首だ~っ」と言えば、その会社に将来はないと思ってください。
「人」を大事にできる会社には発展がありますが・・・。
朝青龍、帰国させて欲しいです。
相撲の世界わからないけど、病気なんだから安心できる家族のもとで過ごすのが一番です。
誰も彼の将来に責任を持つ人はいません。
病気と戦うのは彼自身なのですから。。
朝青龍さん、
外野のくだらない声にいちいち耳を傾けていたら再起不能なくらいに悪化しますよ。
会社の社長がそれで「君は首だ~っ」と言えば、その会社に将来はないと思ってください。
「人」を大事にできる会社には発展がありますが・・・。
Posted by mon at 2007年08月22日 00:18
お松さん!
あちきのブログでも『朝青龍』問題を以前に載せたので、
見てくださいね!
そして、出来ましたら今日の私のブログ読んで下さい!
協力要請を皆に発信したいのです。
ぜひ、読んで下さい!!!
あちきのブログでも『朝青龍』問題を以前に載せたので、
見てくださいね!
そして、出来ましたら今日の私のブログ読んで下さい!
協力要請を皆に発信したいのです。
ぜひ、読んで下さい!!!
Posted by いっく at 2007年08月22日 17:53
みなさま、
ご意見ありがとうございます。ある方の指摘により、今回のは急遽「ひだまり通信」の「百花繚乱日記」に転載することになりました。ブログ「ちょいアホ日記」と「百花繚乱日記」が順番が逆になりますが、ご了承ください。
ご意見ありがとうございます。ある方の指摘により、今回のは急遽「ひだまり通信」の「百花繚乱日記」に転載することになりました。ブログ「ちょいアホ日記」と「百花繚乱日記」が順番が逆になりますが、ご了承ください。
Posted by お松
at 2007年08月24日 13:27

お松さんへ
お松さんはじめ、皆さんの意見に私も共感します。
朝青龍さんに、みなさんの意見を伝えてあげれたらいいのになと思いました。
朝青龍さんの問題は、日本人の私たちの問題で、私たち日本人に「何が一番大切なのか気づいて」と訴えてるように思います。
私の、娘も、今、入院中です、でも、娘が入院して初めて知る幸せもありました、健康だからの幸せ、看病生活だからの幸せ、幸せは色んなところに存在していると思います。
朝青龍さん沖縄の、みんなが暖かく見守っているので、
一緒に頑張ろうね!
お松さんはじめ、皆さんの意見に私も共感します。
朝青龍さんに、みなさんの意見を伝えてあげれたらいいのになと思いました。
朝青龍さんの問題は、日本人の私たちの問題で、私たち日本人に「何が一番大切なのか気づいて」と訴えてるように思います。
私の、娘も、今、入院中です、でも、娘が入院して初めて知る幸せもありました、健康だからの幸せ、看病生活だからの幸せ、幸せは色んなところに存在していると思います。
朝青龍さん沖縄の、みんなが暖かく見守っているので、
一緒に頑張ろうね!
Posted by finger5
at 2007年08月31日 21:38

おはようございます!兄弟。
まず持って心からお詫び申し上げます。
本当にごめんなさい。
以前のコメントで
世のすべてを同じように書いてしまって・・
真意が伝わらず反省しました。
人間、それぞれが一長一短あるものですね。
丁寧な説明が足りず、てっちの仲間に
不快感を与えてしまって・・すみませんでした。
ちなみに5番目のコメントは僕の妻だそうです・・。
この話、僕の反省点を話していたら
今朝に気がつきました。
すっと気なっていたのでコメントしました。
まず持って心からお詫び申し上げます。
本当にごめんなさい。
以前のコメントで
世のすべてを同じように書いてしまって・・
真意が伝わらず反省しました。
人間、それぞれが一長一短あるものですね。
丁寧な説明が足りず、てっちの仲間に
不快感を与えてしまって・・すみませんでした。
ちなみに5番目のコメントは僕の妻だそうです・・。
この話、僕の反省点を話していたら
今朝に気がつきました。
すっと気なっていたのでコメントしました。
Posted by まっつぐ
at 2007年09月10日 07:11

まっつぐさん、
いやいや、こちらこそ、いろいろご面倒かけました。
文章って難しいですよね。しかも、ブログは誰が見ているかわからないし、
同じ文章でも人によって捉え方が違いますから。
逆にあまり読む人の捉え方だけを気にした文章では、
個性や面白みがなくなってしまうのも事実・・・。
素直に書いて、気楽にUPして、指摘されれば素直に反省する。
それしかないかな。
僕はそうしてるけど。
いやいや、こちらこそ、いろいろご面倒かけました。
文章って難しいですよね。しかも、ブログは誰が見ているかわからないし、
同じ文章でも人によって捉え方が違いますから。
逆にあまり読む人の捉え方だけを気にした文章では、
個性や面白みがなくなってしまうのも事実・・・。
素直に書いて、気楽にUPして、指摘されれば素直に反省する。
それしかないかな。
僕はそうしてるけど。
Posted by お松 at 2007年09月11日 14:40
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
[公開] | |
[非公開] ※管理人のみ管理画面から確認することができます。 |
|
[公開] | |
[公開] | |
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 |