53歳責任世代が浦添市の新しい明日を創る! 松本哲治「百花繚乱日記」ブログ

まつもとてつじのドタバタ市長奮闘記

僕にとってのクリスマス

ビジネス・モール・うらそえからの転写

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「 僕にとってのクリスマス 」

 僕には毎年、クリスマスにやることがふたつある。
ひとつは、あるお婆ちゃんを教会へお連れすること。
もうひとつは、現在8歳の女の子の自宅を訪ねることである。

 このお婆さんとの出会いは、かれこれ4年以上になる。寝たきりで介護保険制度で言うところの要介護5の方であるが、身寄りがいなく、一人で自宅で暮らしている。日常生活の大半を僕らがお手伝いさせていただいている。

 この方はクリスチャンでずっと教会に通っていたが、介護が必要になってからは教会に行っていなかった。そんな彼女をクリスマスのミサに連れていくのである。ちょっと遠い沖縄市の教会へ、車いす専用のリフト車に乗せての参加だ。

 イヤリング、ネックレス、パープルのカーディガンを身に纏い、いつもはしないオシャレで外出。普段はあまり見せない笑顔に、こっちまでHappyに。みんなで歌う賛美歌に、彼女が口ずさみながら手拍子して涙ぐむ姿に、こっちまで涙(なだ)うるうる。来年も行きましょうねと、帰りにガストで外食して帰った。

もうひとりの女の子は、難病とたたかう女の子。とても難しい病気でお母さんのケアも言葉では表せないほど大変。看病は24時間、毎日のケアだけでも6時間(すみません、大変珍しい難しい病気なのでプライバシーの関係上、詳細に説明できません)、夜もあまり眠れずクタクタなはず。

それなのに、とても明るい元気なお母さん。年子のお姉ちゃんとお兄ちゃんと真面目なお父さんに囲まれて、今を一生懸命に生きている。毎年少しずつ悪化しているのが気になるけれど・・・。

その子にプルーシールのアイスクリーム・ケーキを持っていくのが年末の楽しみなのだ。彼女が僕の訪問を楽しみに待っていてくれる。一緒にたわいもないおしゃべりをしながらアイスクリームを食べるだけなのだけど、いつも僕に勇気と力を与えてくれる。

クリスマス。
僕にとって、彼らから生きる勇気と喜びと力をもらうクリスマス。

今年も一緒にクリスマスを過ごせますように。


Posted by 松本哲治 at 2007年01月05日   14:01
Comments( 3 )
この記事へのコメント
 幸せってすぐそこにあったり、ある日急に気づいたり

 とても小さいのだけれどキラキラと輝いて心を灯し続ける

 とても心温まる素敵な話です・・・・・
Posted by まんたろう at 2007年01月06日 05:58
  子どもの調子はどうですか?
 てっじの調子も気なっています!!

 連休明けの週に三人で新年会をやろうと
○んちゃんから提案ありましたよ!

 明日のてっじの体調で決めようね!

           まっつぐ。。。
Posted by まっつぐ at 2007年01月08日 13:42
まんたろうさん、
年末って何かと忙しいけど、その合間を縫って、この二つの約束を実行するのは、「大変」ではなくてある種の「快感」なんだよね。不思議だね。やっぱり人間は自分の心で決めていくんだね。うれしいことはどんなにクソ忙しくても時間作って楽しくできる。嫌なことはどんなに暇でもはぁ~ぁって思っちゃう。この二つが終わるとクリスマスが終わり1年が終わっていくなぁって思うんだよね。二人に感謝だね、ホントに。

まっつぐさん、
いいね、いいね、プチ忘年会に続いてプチ新年会やろうぜ!
僕は今日も絶好調だぜ~!
Posted by お松 at 2007年01月09日 09:15
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