53歳責任世代が浦添市の新しい明日を創る! 松本哲治「百花繚乱日記」ブログ

まつもとてつじのドタバタ市長奮闘記

【PR】


Posted by TI-DA at 

鎮魂の旅

ひだまり通信4月号「百花繚乱日記」より転載

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「鎮魂の旅」

あの東日本大震災から一年が経過した。

あの日、テレビで流れる映像を観て以来、「何かしなければ」との思いと、「何ができるのか」の現実とのはざまで悩み続けてきた。まずは、早急に必要とされていた水や米、オムツや生理用品などの救援物資を送った。次に募金活動を開始し、「ゆいまーるfor東北」「アジア・チャイルド・サポート」「つなぐ光」さんを通してお金を送った。また、チャリティ映画上映会を開催し頂いた募金を「ウチナー・福島交流実行委員会」に託した。そして、とにかく一人でも多くの人があの日のことを忘れないようにと「忘れないステッカー」を作成し、できるだけ多くの会合の場で趣旨を説明して、無料で配布してきた。

でも、実はまだ僕の中にあの日は消えない傷跡のように残っていて、今でもチクリと痛むのだ。その理由をずっと考えている。
 
たぶんそれは、実際に僕はまだあの被災地を訪れていないということから来ている。震災の直後からたくさんの人があの場所に足を運んで一生懸命に活動している。自衛隊などプロの出番の後も、困っている人たちを助けるために芸能人から一般の学生までボランティアとして多くの人が現地に入っている。そんな彼らの行動力は称賛に値すると思うし、僕自身の分まで頑張ってもらったようで勝手に心から感謝もしている。

にもかかわらず、その一方でなぜか僕自身があの被災地を訪ねるのに未だにためらいを感じているのも事実なのだ。それはもちろん放射能が怖いとか、仕事や子育てが忙しくてというわけでもない。よくわからないが一言で言えば、「なんとなく勇気がない」のである。何度も行くチャンスがあったにもかかわらず、なぜか僕は二の足を踏んでしまう。それがいったい何なのか。その理由をこの一年ずっと探し求めてきた。

でも、一年が過ぎた今、僕はこう考えている、急がずに待とうと。いつか自分の心の中で何かが整理されて、あの悲しみの大地を自分の足で踏む勇気が出てきた時を静かに待とうと。あの悲しみの海にひとりで対峙できる勇気が出てきたその時に、そっとあの場所を訪ね、祈りを捧げようと思う。残念だけど、今はまだそれができない自分がいる。

やはりあの日を境に僕の中で何かが変わってしまった。その何かを確認するために、いつか小さな花束を持って旅に出ようと思う。いつの日か、僕なりの鎮魂の旅に。


Posted by 松本哲治 at 2012年03月31日06:24
Comments(0)コラム:百花繚乱日記

こっこ遠足

今日は児童デイサービスこっこの
入学・卒業記念遠足でした。


某自治会所有のバスを借りて、
自動車4台を連ねて、
子どもたち、職員、ボランティア含めて、
総勢30名でした。

素敵な青空が応援してくれて、
楽しかったそうです。

えっ、遠足の写真はないのかって?

そうです、僕はただの見送りだけでしたぐすん

Posted by 松本哲治 at 2012年03月30日17:31
Comments(0)

プチつつじ祭り

毎度おなじみ、
ライフサポートてだこが管理する
デイサービスえん前の植栽帯。


今、つつじとインパチェンスが満開です。
最近はさわやかな青空が広がっていますので、
とても、とても、Beautiful!


毎朝、掃き掃除に雑草取り。
コツコツとしてきた職員みんなの取り組みを
お花たちが喜んでくれているような気がします。


みんな、見に来てねサクラ


Posted by 松本哲治 at 2012年03月29日06:24
Comments(0)

ラジオ終了

今度の4月からの番組編成のため、
私が担当してきたラジオのコーナーが
本日をもって終了となりました。

このRBCiラジオの朝の名物番組
「シャキッとi」の中の
デイリープラス7時台のコーナー
「松本哲治の今日も笑顔でハッピー介護」

思えば2010年1月からスタートして
途中ハワイ留学のために半年間お休みして、
昨年の4月から再開。
そして、この3月末までの1年間で、
数えてみるとなんと
81回!

よくネタ枯渇の危機を乗り越えながら、
頑張ってきたもんだと感慨深いものがあります。

水曜担当のパーソナリティー
小山さんと智恵美さん、

そして、僕を番組へと誘ってくれた
真壁ディレクター。

この3人も一緒に卒業となり、
寂しくなります。

そして、たくさんのリスナーの皆さま、
本当にありがとうございました。

本当に多くの人から
「ラジオ聞いてるよ」
と声をかけていただきました。

ありがたい声でもあり、
プレッシャーでもありました。

「今日噛んでたね」
「早口でわからなかった」
「いつも勉強になってます」
「元気もらっています」
などなど。


本当にありがとうございました。

これからもどこかで頑張っていますので、
ヨロシクお願いします。


Posted by 松本哲治 at 2012年03月28日10:35
Comments(1)

コザ孤児院慰霊祭

コザ孤児院慰霊祭に父の代理で参加した。
初夏を思わせるような青空だった。

以前にも書いたが、
父は終戦後すぐに孤児となり、
このコザ孤児院でお世話になっている。
同じような境遇で多くの子どもたちが
亡くなっていったこの孤児院のことを
父は大変気にしていて、
事情があって参加できない今回、
必ず僕に代理で行って来るようにと話していた。


ここは沖縄市中央にある
沖縄市戦後文化資料展示室ヒツトリートⅡ


ここで企画展がやっています。
「戦世の子どもたち~コザ孤児院~」


コザ孤児院の当時の写真がたくさんあります。
こんな中で父が過ごした時間を想像して、
もっと親孝行しなきゃと思いました。

この企画展は4月1日までやっています。
ご興味ある方は098-929-2922まで。

Posted by 松本哲治 at 2012年03月26日23:08
Comments(2)

卒業式

昨日、宮城小学校の卒業式に参加した。


理由は二つ。
一つ目は、二女が6年生で卒業する。
もう一つは、PTA会長として祝辞がある。

さすがに娘が卒業する卒業式で、
たくさんの保護者を前に話すのは緊張する。

①軽くライトに無難に済ませようか?
②真面目にマジで話そうか?
③ジョークも入れて笑いを取ろうか?

いろいろ考えたが、
①は記憶にも残らないような
スピーチじゃ意味がないような気がするし、

②あまり真面目に考えると
娘の顔が浮かんで万が一涙が出てしまっては
これこそ、一生の不覚。
娘に怒られてしまいそうだし、

③うまく受ければいいが、あの厳かな場で
滑ってしまった場合を想像するとぞっとしてしまい、

結局、慎重に②を選択。

卒業する娘に伝えたいメッセージを
全体に送らせていただいた。

ただ、娘が座っている舞台から見て左側は
見ないようにして話した。

たった3,4分の挨拶だけど、
終わって、昼飯食ったら緊張が解けたのか、
どっと疲れが出てしまった。

その後の3時からの市役所での会議は
まさに悪魔のような睡魔との死闘でした。

更に会議終了後、
北中城へ移動して若松病院での
認知症指導者の会議。

これがまた9時半までの中身の濃い会議。

会社に戻りちょっと溜まったメールなどに
手を付けたらすぐにまた帰宅は11時。

朝6時からの倫理モーニングセミナーから始まった
長い一日でした。

Posted by 松本哲治 at 2012年03月23日18:07
Comments(2)

解散式&離任式

宮城幼稚園・小学校創立30周年事業期成会の解散式と
この3月で宮城小・幼稚園を離れることになった先生方の
離任式(お別れ会)が行われた。


今年は例年になくたくさんのPTAのメンバーが
参加してくれたので、楽しい会となった。
余興も盛り上がりました。


離任式ではなんとびっくり
たったの1年で宮城小を離れることになった
銘苅校長先生を始めとするみなさんに
ご挨拶頂いた。


あぁ、別れなんてすぐに来てしまうものだ。
いろいろ子どもたちもお世話になりました。
退職の方も、別の学校へ行く方も、
いつでも宮城小へ遊びに来て下さい。

ありがとうございました。

Posted by 松本哲治 at 2012年03月21日10:18
Comments(3)

アーサー・ホーランド氏講演会

一緒に働くK子さんのお誘いで
アーサー・ホーランド氏の講演会に
妻と利津子さんと行ってきた。


第一印象は「カッコイイイイイ!!!」
上の写真より本物は1000倍カッコイイです。
俺もこんな風に歳を重ねたいと思ったね。

話も面白かったし、
魂に届く内容だった。

会場には友人・知人たちも。

よっしゃ!俺も気合いが入った。
ぶれずに真っ直ぐ行くぞ!


Posted by 松本哲治 at 2012年03月20日20:24
Comments(0)

朝の読み聞かせ

今年の宮城小学校での
朝の読み聞かせ活動が本日、
終了しました。

そこで、6年生を対象に最後の読み聞かせは、
委員による演劇(?)でした。


いつも忙しい中を
たくさんのPTAの方が読み聞かせ活動に
参加して下さいました。
そんな皆さんに感謝。

僕も朝は忙しくてなかなか参加できませんでしたが、
今朝だけは舞台設営のお手伝いをしました。

みなさん、本当にお疲れ様でした。



Posted by 松本哲治 at 2012年03月19日14:25
Comments(0)

共育塾修了

ちょっと遅くなりましたが、
沖縄県中小企業家同友会しゅさいの
平成22年度社長・社員共育塾の
修了式に参加してきました。


誇らしい我が職員たち



小規模多機能ホームを引っ張るニューリーダーK


いつも何事にも全力投球ケアマネN


もうすぐ産休&いつも笑顔のS


1年間お疲れ様でした。
これからは君たちの時代だ!

Posted by 松本哲治 at 2012年03月15日15:23
Comments(1)

3.11黙祷

今日はミニバスケのサヨナラ大会。
つまり、6年生にとっての
最後の大会でした。


残念ながら
うちの次女の宮城小女子バスケは
2回戦で敗退してしまいましたが、
たくさんの友人たちと思い出を胸に
一生懸命にプレイしてくれました。

コーチ陣や父母会のみなさん
お疲れ様でした。

ところで今日は3.11。
地震発生の午後2時46分には
体育館でも運動場でも
子どもたちも父母の皆さんにも
呼び掛け、東北の方向を向いて
一分間の黙祷を捧げました。




この厳粛な一分間が、
子どもたちの心に残り、
東北のみなさまに
届きますように。

Posted by 松本哲治 at 2012年03月11日20:29
Comments(0)

仲西中卒業式

10日(土)は仲西中学校の卒業式でした。


僕は宮城小PTA会長としての参加で、
僕の子がいるわけでもないのに
やっぱりグッときます。

特に別れの曲にかぶせての
児童の挨拶はもうウルウルでした。

僕が仲中35期でして、
今年が64期だそうですので
僕らのあの卒業式から
29年が経つわけです。

僕も中学時代に戻りたい・・・

Posted by 松本哲治 at 2012年03月11日15:08
Comments(0)

宮城小でラジオ

僕がPTA会長をしている宮城小学校に
RBCiラジオさんが来てくれました。


友人の狩俣倫太郎さんがパーソナリティーをしている
「ミュージック・シャワー」というラジオ番組が
なんと視聴覚教室から生放送。

声の出演を果たした子どもたちも
宮城小学校自体にとっても、
よい30周年の思い出になりました。

たくさんの学校から応募があったと思いますが、
宮城小を選んでくれて、RBCiラジオさんありがとう!

Posted by 松本哲治 at 2012年03月07日20:26
Comments(1)

自立、自律、自率

ひだまり通信3月号「百花繚乱日記」コラムより転載

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「自立、自律、自率」

今年のライフサポートてだこのテーマは
三つのじりつ「自立、自律、自率」です。

最初の「自立」は、各事業所や各職員が、他に依存することなく、しっかりとした自立の精神でものごとを判断し、経営していく力を有することを目指していきます。

次の「自律」は、上司や会社からの監視やノルマがなくても、自らを厳しく律していく力を各人が意識していこう、という意味です。「天知る、地知る、我知る」です。

そして、最後の「自率」ですが、これは私の造語で、「自ら率いる(ひきいる)」ことを意味しています。一般的に私たち日本人は謙虚で控え目な人が多いようです。例えば、長所をPRし自分を売り込んでくる人や、あるいは、自分で会社を起業する人も少ないように感じています。そこまでいかなくても、仕事でも地域活動でもサークルでもPTA活動でも積極的にチームを率いたがる人はあまりいません。

確かに、人の上に立ち、集団を率いてある目的を達成していくことは簡単なことではありません。全員の意見を受け入れられない場合もあるだろうし、時には厳しく指摘しなくてはならない時もあります。失敗だってするだろうし、批判や孤独を味わうこともあります。しかし、自ら手を上げてプロジェクトや集団を率いていくことのメリットは、まさにそこにあります。何があっても全て自分の責任になってしまう、言い訳の許されない環境は、間違いなくその人を成長させます。重いバーベルを持ち上げて筋肉に負荷をかけると太くなるように、心も自ら負荷をかけていくと太くて逞しくなるものです。

始めから手を上げて挑戦していくのが理想ですが、「させられた」「仕方なく」「業務命令で」からのスタートでもいいでしょう。しかし、どこかで「自ら選んだ」と頭を切り替えていかないと、ただの時間と労力の無駄になってしまいます。誰のものでもない、あなた自身の時間と労力の無駄なのです。頭にピストルを突き付けられて「やらなければ殺される」という状況ではない以上、やはり自ら選択したことになるのです。いや、そう思って考え方を切り替えた方が賢明で実りある経験になるのです。

昨年の春と秋に続き、今年の春も、私たちライフサポートでは新しい所長が誕生します。自ら立ち、自ら律し、自ら率いることを自ら選択した彼らの勇気と挑戦が、彼ら自身の人生をより強く優しく、そして、深いものにしてくれると私は確信しています。


Posted by 松本哲治 at 2012年03月06日09:51
Comments(3)

月曜日の日課

こんにちは。

今日は既に夏が来たかのような
暑い一日です。

大袈裟ではありません。
ニュースでは日本海沿岸部で大雪との
報道ですので、本土の人は信じてくれないかもしれません。

今日はTシャツでも外を歩いていると
汗ばむくらいの暑さです。

ところで、

月曜日は毎週、
10:30からの所長会議に加えて、
ラジオの締切日になっています。

というのは、
毎週水曜日の朝7:35から
シャキットiのコーナー
「今日も笑顔でハッピー介護」
を担当しているからです。

その放送内容を
毎週月曜日には決定して
局側にお知らせしなくてはなりません。

そこで、この1年は毎週月曜日になると、
「来る水曜日は何話そうか?」
そんなことを考えているのです。

そうです、それが今日です。

ちなみにまだ決めていません。

ない脳味噌を絞って今日も頑張ります。



Posted by 松本哲治 at 2012年03月05日14:30
Comments(0)

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

先日、東京出張中に
急に少し時間が空いたので、
映画を観た。

その映画は

「ものすごくうるさくて、
ありえないほど近い」

(映画の詳細はここ↑をクリック)

いい映画だった。

深い悲しみを抱いた子どもが、
その悲しみをうまく表現できず、
まわりの大人たちも理解できず、
しかし、その悲しみがどんな形で
この子を通して表現されるのか、

そんな心理学などの本で
よく語られていることが、
映像としてよくわかる作品になっている。

大切なものを隠す

誰にも言えず秘密にしてしまう

それが大きなストレスとなって
別の形で発せられてしてしまう

でも、誰かに聴いて欲しい

心のどうしようもない空洞を
何かで満たそうと必死になり

それがかえって周囲の誤解を生んでいく


そんな繊細な少年をトーマス・ホーンが
本当にうまく演じている。天才だね。

この少年役のトーマス・ホーンにびっくりで、
トム・ハンクスは言うまでもなく自然にうまい。

でも、今回僕が見なおしたのは、
妻役であり、母役であるサンドラ・ブロック。

突然の悲しみと
息子を守っていかなくてはならない
不安と覚悟とを、
本当に溢れそうになる感情を
抑えながら表現した素晴らしい演技だった。

悲しみや苦しみや苦悩を100%全開で
表現することは意外とたやすい。
(というのが、僕の意見)

でも、悲しみや苦しみや苦悩を
70%抑えて、30%の演技で
本当に深くて辛い現実を表現できる女優は
あまり日本人女優にはいないような気がする。

なんて、ちょっと映画評論家的なことを
書いてみましたが、是非興味のある方は、
サンドラ・ブロックの演技に注目して
この映画を観てみて下さい。

あの9・11のもう一つのストーリー。

ハンカチは忘れずに。


Posted by 松本哲治 at 2012年03月04日16:52
Comments(0)