53歳責任世代が浦添市の新しい明日を創る! 松本哲治「百花繚乱日記」ブログ

まつもとてつじのドタバタ市長奮闘記

災い(?)転じて福となれ!

広報うらそえ7月号 市長コラム
「災い(?)転じて福となれ!」

妻が家を出て三か月が経過した。

ご安心を、離婚でも夫婦不仲でもない。妻が仕事で宮古島への単身赴任となったのである。そこで現在我が家では高齢の両親と私と息子の四人暮らしとなり、望んだわけでもないが一応全ての家事をこなさないといけなくなってしまった。嘆いていてもしょうがないので、妻不在の三年間を前向きに団結して乗り切ろうと高校生の息子と話し、まずは家事の分担を行った。洗濯は息子、料理・台所系は私となったが後は適当にやっていくことになった。

基本的な戦略は極力家事を減らす作戦だ。凝った料理はしない、台所も部屋も出来るだけ汚さない、洗濯も溜めずに小まめに処理する、などなど。確かに苦労も負担も増えたが、いろんなことにも気がつくようになった。寝る前に翌朝のゴミを準備し、クリーニングは割引がある曜日を狙い、スーパーのチラシや学校からのお知らせにも目を通すようになった。何よりも息子と買い物に行ったり台所に並んだりと会話が以前よりも増えた。

ところで、我が国の最大の課題は、少子高齢社会の到来であると私は考えている。人手不足も、増大する社会保障費も、消費税増税の話も、少子高齢化と無縁なわけではない。子どもを生み育てやすい社会整備のために、国を挙げて保育費無償化や待機児童対策に取り組んでいるわけだが、私が考える最も効果的でコストパフォーマンスが良い少子化対策は、男性の家事・育児への参加だと考える。

実は平成25年の厚生労働省の調査でも興味深い数字が出ている。夫が休日に家事・育児をする時間が長いほど、第二子以降の生まれる割合が高くなる傾向があり、夫が家事や育児を6時間以上する家庭では、全くしない家庭の約7倍にもなったと言う。なるほど、男次第、というわけか。

男性諸君よ、日本男子も捨てたもんじゃないねと女性達に言わせようではないですか。男性の家事・育児参加率日本一の浦添市を目指し声を上げよう!

鉢巻きではなく、エプロン巻いて。


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Posted by 松本哲治 at 2019年07月23日   10:05
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