53歳責任世代が浦添市の新しい明日を創る! 松本哲治「百花繚乱日記」ブログ

まつもとてつじのドタバタ市長奮闘記

待機児童問題について

去る12月23日の琉球新報紙に先日の説明会の様子が掲載されています。今年4月の浦添市の待機児童数が211人だったことから、この新定義(待機児童のカウントの仕方)で昨年同様の流れなら、認可園の増加定数(314人)で全て吸収し、計算上は待機児童数がゼロになる予定です。しかし、それほど問題は簡単ではないだろうと私は考えています。理由はゼロになったらゼロになったで希望者が増えて、待機児童がなかなか減らないという現象です。これは昨年ゼロ宣言した横浜市でも発生している現象で、これは潜在的待機児童とも関連し予測が困難です。渋滞解消のために道路を作り便利になるほど車が増えて渋滞が解消しない現象と似ています。ですから、認可園の数だけを増やしていく対応策には、将来予測的にも財源論からも限界があるだろうと考えています。従って、待機児童対策は、①現実的で即効性のある政策をひとつづつ丁寧に実行して行くこと、②一つの解決策だけにフォーカスするのではなく、全体的かつ包括的な絵を描くこと、そして、③民間や実際の子育て世代からの意見やアイディアを集めて、一緒に政策を作り上げて行くことが大切だと考えています。これからも浦添市の姿勢運営に関心をお寄せ下さい。



Posted by 松本哲治 at 2014年12月25日   17:51
Comments( 6 )
この記事へのコメント
私は別の市町村在中ですが
待機児童
5才児問題。。。。

上手く回ってないですよね。。。。


難しい


少子化問題と言ってる割には。。。。
ね~。。。。

少しでも
良い環境になるよう願ってます
Posted by to^^moto^^mo at 2014年12月25日 18:09
保育園事業を児童福祉と考えて公的施設を増やし続けるのも、財政面も考慮するとアイディアや発想が足りないと思う。

認可保育か無認可保育という選択しだけではない発想で、新しい形、モデルを創造でき、子供達や親、地域が住みよい環境をつくる時ではないかと思う。
Posted by オーシロ at 2014年12月26日 11:12
ゴーストライターさんへ
市長の意見を聞いて、投票した民意も多数います。久しぶりのブログコメントなのに選果に対し、一切触れてないのは残念でならない。長い政治家人生になりたいのなら応援者に対して真摯にコメントすべし。
Posted by 佐村河内 at 2014年12月29日 22:33
松本さん、こちらについては支持します。大変だと思いますが、人口増加する浦添市には必要な施策だと思います。
Posted by 浦添市民のナイチャー at 2014年12月30日 22:03
待機児童問題確かに重要ですよね
今後10年で沖縄の人口増加もストップする中、認可保育園を増やすことが果たして正解なのでしょうか?
その前に出来ることはたくさんあると思います
認可保育園に待機児童が集まるのは単純に費用が安いからです しかし世帯毎に所得の格差は厳然として存在します まず入所条件の見直しをし、お金のある世帯にはそれ相応の支出をお願いする所から始めるのが本筋ではないですか? 現在の保育園入所条件は、形式的すぎて世帯間収入格差を十分考慮するものとなっていません 
認可保育園を増やして待機児童を解消するのは簡単です しかしその後の施設維持を考えればベターな方法だと思えません 財政の圧迫に必ず繋がります
10年後の人口減少に加え、莫大に増える後期高齢者
この2重の困難を目の前にして、認可保育園を増やすだけのような安易な解決策を選択するのはおやめ下さい
Posted by 那覇一市民 at 2015年01月08日 05:03
待機児童ゼロと言ってますが、認可保育園落ちてしまいました。

窓口に聞いても、点数の高い順にといわれました。無認可にも預けられず困ってます。点数よりも、本当に困っている世帯の人を預かって欲しいです。
Posted by 浦添市民 at 2015年03月10日 10:49
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