53歳責任世代が浦添市の新しい明日を創る! 松本哲治「百花繚乱日記」ブログ

まつもとてつじのドタバタ市長奮闘記

朝青龍引退

仕事で外出先からついさっき事務所に戻ってみると、

「朝青龍引退表明」の号外。

僕は悲しくなった。

なぜ僕は悲しいのだろう。
なぜ僕は寂しいのだろう。

朝青龍のファンでもないし、
彼が好きでもない。

彼が土俵から去ることが悲しいのではなく、
彼の相撲が見れなくなることが寂しいのでもない。

それなのにこの悲しさはどこからやってくるのだろう。

朝青龍バッシングの仕方や、
マスコミ報道の在り方に、
僕は悲しさを感じるのだろう。

彼は相撲の伝統に泥を塗ったのかもしれない。
彼は本場所中に一般男性に暴行したかもしれない。

それでも、批判を恐れず僕は書いておきたい。

僕は今回の幕引きを悲しく思う。

彼が遠く外国からやってきて一生懸命努力してきたのに、
日本人に愛されるような立派な横綱になれなかったのは、
なぜなのか?

それは彼一人のせいなのか?

彼の強さとやんちゃぶりを利用するだけ利用しておいて、
スターなき角界の凋落時代を彼一人に
背負わせてきたのは僕たちではなかったか?

それなのに、こんな形で彼を追放していくことが
本当に相撲の未来に繋がるのだろうか?

「やった!ざまあ見ろ!」
と思っている人たちへ。

こんな大人たちの世界を見た子どもたちは、
どんな大人へと育つのだろう?

子どもたちへいじめを教えているのは、
僕ら大人たちではないのか?

僕は悲しい。

僕は本当に悔しい。


Posted by 松本哲治 at 2010年02月04日   21:41
Comments( 7 )
この記事へのコメント
まったく、同感です。
外国人力士を受け入れた時から
角界もマスコミもファンも
成長しないといけなかった。
共育ですね。
Posted by しまじろう at 2010年02月05日 09:11
はじめてコメント書きます! 横綱の品位とか、日本の国技とかゆうなら 日本人だけで やったら いいんですよね! 確かに 朝青龍は やんちゃ君でしたよね でも それは横綱に なってからでは ないだろうし(笑) あたしは 今回のこおゆう問題で 一番腹がたつのは 横綱審議委員会の方々ですよ よってたかって 悪者扱い 特に内館先生にはガッカリしましたね
Posted by 美咲 at 2010年02月05日 21:24
しまじろう様、美咲様、

コメントありがとうございます。僕は日本人だけの相撲にせず、世界へ外国の方へ開かれたオープンな角界にする決断をしたのですから、しきたりや伝統の一部もそれに順応させていくだけの覚悟が必要なのだと思います。オープンにして外国人力士を利用して人気UPを標榜しながら、中身や仕組みは「伝統」と呼んで、何ひとつも変えていくつもりはないよ、という姿勢だったところに、このような問題が発生したのではないでしょうか?朝青龍に求めた反省と同じだけの反省を角界はしなくてはならないでしょう。
Posted by 松本 at 2010年02月06日 15:57
こんばんは^^松本さん、同感です。モンゴルの力士を受け入れた相撲界は?文化の違う国の力士を自国の相撲界に無理やり詰め込んだ感じでしたね。昼休みに食事をしながら、テレビのNEWSを???と思いながら見ていました。大学生の息子も「おかしい・・・また、相撲が面白くなくなる。」とつぶやいておりました。このおかしいという自分の軸は大切にしたいものです。
Posted by 沖縄大好き at 2010年02月06日 21:47
初めて、コメントします。
私が朝青龍の引退ニュース聞いたときに感じた
変なもやもやとした気持ちが、
松本さんのブログで分かりました。
今回の朝青龍だけでなく、
ボクシングの亀田兄弟や、
SMAPの草なぎくんの時にも感じましたが、
ひとつの過ちに対する
世間の反省の求め方がヘンだと思います。

記録に挑戦したかったと涙した朝青龍の願いを
叶えさせてあげられないのが、残念です。
Posted by akitryakitry at 2010年02月07日 00:10
はじめまして
私もファンじゃないけど悲しかったです

あの朝青龍の涙は
素直な涙思いますо(*〉θ〈) ノ

復帰してほしいです
Posted by にこちん at 2010年02月07日 02:23
沖縄大好きさん、

本当に相撲界大丈夫でしょうか?心配ですね。

akitryさん、

みんなで持ち上げておいて、みんなでこき下ろす。こんなやり方にマスコミの人たちはプライドを持って仕事をしているのでしょうか?

にこちんさん、

少しづつですけど、みんなで変えて行きましょう!

みなさん、コメントありがとうございました。
Posted by 松本 at 2010年02月09日 15:10
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