53歳責任世代が浦添市の新しい明日を創る! 松本哲治「百花繚乱日記」ブログ

まつもとてつじのドタバタ市長奮闘記

二つの頑張れ!

最近、「今回の選挙についてどう思う?」
とよく聞かれた。

選挙前だったし、政治ネタはあまり書かないことにしているので、
触れることはなかったが、
終わったことだし、
僕の感想を述べちゃっていいかな。

僕は基本的に
この世に起こることは全て必然である
という考え方なので、もちろん
今回の結果もよかったと思っている。

今回の選挙結果は民主党の勝利ではなく、
基本的に国民の勝利だと思っているからだ。

それは、今回の政権交代によって、
僕ら一般有権者が本当の意味での
政治のハンドルを握ることができるように
なったのだと思う。

つまり、国民が「いい加減にしろ!」と思ったら、
政権を簡単に変えることができる、
もっと言えば、今後、民主党がふがいないようなら、
すぐに自民党に戻すこともできるようになったのだ。

これまでは、
政権は変えることはできない、
なんだかんだ言っても自民党、
本気で野党に任せるわけにはいかない、

という日本人が大半だったと思う。

しかし、今回のように一度政権交代を経験すると、
国民の要求に答えられない政権は
簡単に退場させることができることを、
国民は学ぶだろう。

ネガティブキャンペーンで
「政権が変わると大変なことになるぞ~!」
という脅しで恐怖感をあおるだけでは、
もう国民は一票を入れることはなかったのである。

応援していて当選したのでうれしい人もいるし、
応援していたのに落選して残念な人もいるが、
とにかく終わった。

政権は変わるのである。

さて、2009年8月30日をもって、
これから民主党にとっての本当の試練がスタートした。
これまでと違い、政権与党の責任の重圧感と
大変さに彼らは直面し逃げることのできない日々が始まる。

特に鳩山代表は、なってみなくては絶対にわからない
「総理」「首相」の地獄が待っている。

きっと野党時代の無責任で気楽な日々が
懐かしく思えることだろう。

それに負けずに、民主党には
「民主党にさせてみてよかったねぇ」
と国民に実感してもらえるように
頑張っていただきたい。
野党時代にやりたかったけど、
実現できなかったことを、
思いっきりやって欲しい。

自民党は惨敗とも言えるが、
ある意味、今が底値である。
これ以上は落ちようがない。
つまり、これからは上がるのである。

僕はぜひ自民党にはこれから頑張っていただきたい。
なぜ国民は自民党を捨てたのか、
国民はなぜ舐められていると感じたのか。

多くの人の声を素直に聞き入れて、
反省すべき点を反省し、
思い切った党内改革をして、
生まれ変わったニュー自民党を見てみたい。

そして、もう一度、這い上がってきて欲しい。
僕の考えでは、当分解散も衆議院選挙もない。

だから、長期的な視点からの
しっかりとしたリバイバル・プランを立てて、
じっくりと実行していただきたい。

だからこそ、僕は二つのエールを送りたい。
民主党と自民党が競い合うことこそが、
国民にとって幸せなことだと思うからだ。

頑張れ民主党、負けるな自民党!
(ちょっといい加減な感じだけど、
本音なんだもん、ごめんね)


もう国民は政権を変えることに躊躇はしない。


Posted by 松本哲治 at 2009年08月31日   17:56
Comments( 2 )
この記事へのコメント
久しぶりっすー・・・・松本さんお元気ですかー。先日の高速道路構想かきこませてもらいました伊禮勝英。(酔っ払って)。今回の選挙の感想 心にしみましたねー
どうせー変わりないさーと思っていた心に・・・・・・、政治とは?、有権者とは、マニュフェスト?、保守、革新、沖縄経済は?・・・・と考えると一票は?
選挙は自分自身を見直すいい機会だなーと松本氏のブログをみて思いました。
Posted by 伊禮 勝英 at 2009年09月01日 00:48
伊禮さん、
コメントありがとう。酔っ払ってたんですか!よく飲んで帰って来てブログなんか見れますね。僕はすぎにベッドへゴーです。
僕らと政治の関係って難しいですね。でも、難しく考えてはいけません。楽しく真剣に関わっていきましょう。
Posted by 松本 at 2009年09月02日 15:20
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