53歳責任世代が浦添市の新しい明日を創る! 松本哲治「百花繚乱日記」ブログ

まつもとてつじのドタバタ市長奮闘記

天職とは何か?

僕はこれまで人には天職がもともとあるのだと思っていた。
でも、最近は少し考え方が違ってきた。

結論から言えば、昨夜の問いから言えば、
後者の方ではないかと考えている。

僕が介護や福祉は僕の天職だと思うようになったのは、
比較的後になってからだ。

年齢でいえば、30才を超えたあたりからだと思う。

介護や医療や福祉はこうあるべきじゃないか?
などと一人悶々と考えてみたり、

夜勤の夜にその空間に神秘性を感じたり、

仕事を通してお年寄りの笑顔や利用者からのありがとうを頂いたりして
喜んだり、嬉しかったり、ホロっとしたり、

事務所で仲間たちとああだ、こうだと議論していたり、

そんな中で自分の天職を感じるようになった。

でも、これって証明する方法はないから、結局、自分で思い込むしかない。
そう信じた日からそれが天職になった気がしている。

と言うことは、天職について勘違いも変更も起こりうることになる。
天職が歳と共に変わっていくこともあり得ることになる。

いづれにせよ、わかっていることは、

天職だと思い込める仕事をすることができている自分は
まぎれもなく幸せ者である
、ということである。

ありがたや~、ありがたや~ラブ



Posted by 松本哲治 at 2009年03月08日   07:19
Comments( 2 )
この記事へのコメント
作家の村上龍がこう言ってます(文藝春秋2004年5月号「22歳のフリーター諸君へ」より)。深く共感し、よく引用させてもらうフレーズです。

「わたしの仕事は小説を書くことである。小説を書くことは楽ではないが、辛いからやめようと思ったことはない。やめようと思わないのは、そこに充実感があるからだ。小説を書くこと以上に充実感があることは、わたしの人生にない。」

「わたしがそうだからといって誰もが小説を書けばいいわけではない。わたしは一日に十二時間原稿を書いて、それを何カ月も何年続けても平気である。しかし向いていない人は、二時間原稿用紙に向かっただけでもイヤになるだろう。楽ではないがやめようと思わないし、それを奪われるのは困るというのが、その人に向いた仕事なのだと思う。」

「しかし、その人にどんな仕事が向いているかということは、その人にしかわからない。‥‥だから、不特定多数の人に向かって『これからはこういう仕事がお勧めです』などとアドバイスすることはできない。また、他人から勧められることを期待するべきではない。」

長い書き込み、御免。
Posted by 海彦・山彦 at 2009年03月11日 09:32
海彦・山彦さん、

さすが村上龍、その通り!僕もこれからいろいろな所で使わせて頂きます。

「楽ではないがやめようと思わない」 その通り!
「どんな仕事が向いているかということは、その人にしかわからない」 その通り!

ありがとう!!!
Posted by 松本 at 2009年03月12日 09:55
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