53歳責任世代が浦添市の新しい明日を創る！　松本哲治「百花繚乱日記」ブログ

誰もいない事務所。現在、18：30。


ひと頃は、本当にみんな残業、残業で、夜遅くまで残ってパソコン入力したり、
今日のまとめをしていたり、明日の準備をしていたりしていた。

法人を立ち上げて3年目くらいまでの最悪の頃は、夜中24時を超えて翌日になってから
帰宅するなんてこともあまり珍しいことではなかった。

月末の提供表の提出、月初めのレセ、実績入力、請求書、10日の給与計算などのルーチンワークから、
緊急の対応、訪問、調整、会議、など、など。

あぁ、あの頃には二度ともどりたくない。
いい経験をしたとは思っているので後悔はないが、
本当に二度とあの頃にもどりたくはない。

でも、あの頃の経験はかけがえのない、貴重な経験だったと思う。
そう、二度とできない経験、
若いからこそ耐えられた激務、
本当の怖さを知らなかったがゆえに挑戦できた日々、
恐れを知らなかったからこそ飛び込めた日々・・・。

時々事務所で一人になるとあの頃を思い出す。
今でもふっと思い出す。

あの頃、無性に憧れたものだった。
夕方にはみんな仕事を終えて定時で退社ができる日々を。

さっさと6時には職場を後にして、
家庭に
趣味に
勉強に、
デートにと、
一人ひとりが自分の時間を過ごすことのできる組織にすることを。

心に誓ったものだった。
いつの日にか、
職員の誰もが、自分を、家庭を、仕事を充実できる、
そんな会社を作ることを。

もちろん達成したとも完成したとも思わないけれども、
少なくともあの頃の激務は今のライフサポートにはない。

辛かったけど、今の自分の身となり血となり力となったあの日々。
思い出すのも心がチクッと痛むくらいだけど、
でも、あの日々に感謝しています。

二度と戻りたくないけど、
絶対に必要だったあの日々にありがとう