① 今回提示された2案とは、これまで提示されてきた浦添市素案1案、那覇港管理組合案4案、防衛省案3案(非公開)に追加された2案であり、どちらかを選ぶというような選択案ではなく、これらをたたき台としてよりベストな西海岸開発計画に向けての協議が始まるわけである。
② 軍港北側案とは、現行計画の那覇軍港の移設位置はそのままにする案である。琉球新報も沖縄タイムスも西海岸のみを大きく描いているので「北側」に位置するように見えるが、大きくキャンプ・キンザーを含んだ浦添市西部として拡げてみると、まさにキャンプ・キンザーの真っ正面、浦添西海岸のど真ん中に軍港を建設する案である。
③ 那覇港管理組合、県、那覇市の3者が軍港北側案(キンザー正面案)を主張し、浦添市が軍港南案を主張している。