市長就任半年中間報告⑤

松本哲治

2013年08月20日 18:25


(写真と本文とは関係ありません)

日々いろいろございまして報告が多少遅れ気味ですが、
辛抱強くお付き合い下さい。

<西海岸開発について>

先週から西海岸開発を巡って、いろいろ揉めに揉めています。
先週金曜日(16日)および昨日月曜日(19日)の記者会見を巡って、
新聞紙上でもいろいろ書かれ、
たくさんの方にご迷惑、ご心配をおかけしていますことをお詫びいたします。

しかし、これが西海岸開発における私の考え方なので、
しっかりとみなさまには知っていただきたいと考えています。

賛同なさる方も、失望なさる方も、いろいろいるかとは思いますが、
これが私の偽らざる正直な気持ちです。

「わかりにくい」かもしれませんが、これが私です。

以下、記者会見でマスコミ各社に配布したコメントです。
お読み下さい。

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西海岸開発に関する緊急記者会見コメント

1、当選からこれまでの基本的な姿勢
① 浦添西海岸に残された自然を可能な限り残し、この素晴らしいイノーを活かしたリゾート開発を行う。
② 選挙で勝ったからと独善的にならず、多くの人の意見を受け入れて合意形成を計る。
③ これまでの経緯や積み上げを尊重し、県や那覇市の足を引っ張るようなことはしない。

2、8月15日(金)時点での結論
 埋め立てを全く行わないか、現行計画をそのまま進めるかの、二者択一ではなく、第3の選択を模索する方法として、「現行計画を前提とした第2ステージの環境アセスメントを進めつつ、より良い西海岸開発のあり方について広く議論しながら、最終的な合意形成を進める」を決定し、発表。

3、ところが、その結果
① 市民にわかりにくく、逆に混乱をもたらした。
② 現行計画を前提とした第2ステージの環境アセスメントを行うことは、今後の計画変更の可能性が限りなく消滅することが懸念される。

4、そこで、現時点での結論
① 現行計画を前提とした環境アセスメントを一時的に凍結する。
② 市民に開かれた幅広い議論を行い、再度合意形成を計る。

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これからいろいろな展開があると思いますが、
可能な限り市民に開かれた議論を展開し、
私たちの大切な浦添西海岸のあり方を
みんなで力を合わせて模索してきましょう、
大切な、大切な、浦添の西海岸なのですから。

お力をお貸し下さいますよう重ねてお願い申し上げます。