子どもたちを信じて
我が家は共働き家庭で、
僕も妻もあまり子どもたちと過ごす時間がない。
土日に仕事なんて、ざらである。
時々、定時で帰れるお父さんや、
土日や祭日がきちんと休めるお父さんや、
ずっと一緒にいてあげられるお母さんの
下で生まれてきた子どもたちを見ていて、
少し心が痛んだりする。
それに比べて、うちの子どもたちには
寂しい思いもさせてしまい、
すまない気持ちにもなる。
それでも、うちの子どもたち3名は
すくすくと育っている(ように見える)。
むしろ、あまり僕らを恋しがらないし、
寂しがらない。
体も丈夫で病気もしない。
うるさくて、
騒がしくて、
少し生意気なくらいだ。
最近では
長女は「嵐」にかぶれ、
次女は「お笑い」ばっかり、
長男は、相変わらず、意味不明な言動ばかり。
一緒に過ごせる時間は短いけど、
ドタバタとお家の中は
いつも大騒ぎだ。
「子どもを抱きしめよう」
テレビでと言ってたから、
「ハグしてあげる!」
と言うと、みんな逃げ回り、
家中を走り回っている。
「チューしてあげる!」
と言うと、さらに大騒ぎになる。
いつもこの子たちを見ながら、
ありがたい親孝行な子どもたちだと思う。
僕らの代わりに世話をしている
うちの両親にも本当に感謝している。
僕は信じている。
きっとこの子たちは僕と妻の背中をきちんと見ている。
僕らがなかなか一緒にいてあげられないのは、
子どもたちを愛していないからでも、
別な所で遊んでいるわけでも、
君たちよりも別の人と一緒にいたいからでも
ないことを、意識的に表現できなくても
きちんと知っていると信じている。
そして、立派な大人になってくれることを。
そんなことを思いながら、
今も事務所にいる自分…。
(こちらは今朝の夜明け。明朗愛和ですよ)