53歳責任世代が浦添市の新しい明日を創る! 松本哲治「百花繚乱日記」ブログ

まつもとてつじのドタバタ市長奮闘記

浦添西海岸開発計画の行方

いよいよ西海岸開発についての見直し協議が本格化していく。まさにこれからがスタート、そして、正念場でもある。

今回約2年ぶりに那覇軍港移設協議会が開催され、議論のたたき台としての2案が提示された。軍港北側案と軍港南側案と呼ぶらしい。ポイントだけを整理して、違った角度からこれらの記事を解説する。

① 今回提示された2案とは、これまで提示されてきた浦添市素案1案、那覇港管理組合案4案、防衛省案3案(非公開)に追加された2案であり、どちらかを選ぶというような選択案ではなく、これらをたたき台としてよりベストな西海岸開発計画に向けての協議が始まるわけである。

② 軍港北側案とは、現行計画の那覇軍港の移設位置はそのままにする案である。琉球新報も沖縄タイムスも西海岸のみを大きく描いているので「北側」に位置するように見えるが、大きくキャンプ・キンザーを含んだ浦添市西部として拡げてみると、まさにキャンプ・キンザーの真っ正面、浦添西海岸のど真ん中に軍港を建設する案である。

③ 那覇港管理組合、県、那覇市の3者が軍港北側案(キンザー正面案)を主張し、浦添市が軍港南案を主張している。

④ 那覇港管理組合のトップは「管理者」と呼ばれ、県知事となっている。つまり、那覇港管理組合の最高決定者は翁長県知事、沖縄県の最高決定者も翁長県知事、那覇市は城間那覇市長である。

⑤ したがって、それぞれの最高意思決定者である翁長県知事と城間那覇市長と私・浦添市長との3者協議が極めて重要であり、その実現を求めてきたが、未だにスケジュール多忙や協議内容の事務方確認を理由に実現していない。

沖縄タイムス記事の最後に一番重要だと思われる事が小さく書かれている。

「2案が初めて公表され、市民・県民に開かれた議論が不可欠だ」

まさに同感である。


琉球新報紙記事


琉球新報紙の図案アップ


沖縄タイムス紙記事


沖縄タイムス紙の図案アップ


沖縄タイムス紙解説記事



Posted by 松本哲治 at 2017年04月28日   09:33
Comments( 2 )
この記事へのコメント
お疲れ様です。

画像を拡大再生できるようにしていただくと、よりBLOG 効果が高くなると思います。

ご検討いただければ幸いです (^_-)-☆
Posted by maji-mun (真地 文 哉) at 2017年04月28日 13:07
すみません
どうすれば拡大再生できるようになるのかがわかりません。すみません
Posted by 松本 at 2017年04月28日 21:47
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